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坂の上の雲第4部

  • 2020/06/12 06:41
  • カテゴリー:読み物

戦後、児玉の名が世間に知られることが薄く乃木の名声が旅順の名将として世間に喧伝されるにおよび、「乃木さんのもとっておけばよかった」と、旅順を語るとき、つねにそれを語った。田中の皮肉であったのかどうか、よくわからない。

田中国重少佐は、反故の整理係。家宝にしようと思って児玉源太郎の詩稿のみ密かに取っておいた。二〇三高地での激戦を制した、その真の立役者は児玉だったのだ。まだ残敵の掃討が続く中、司令官たちは夜集まって漢詩を詠み合ったという。何とも長閑な時代だ。「坂の上の雲」の後半は、文庫版ではなく、司馬遼太郎全集で読んでいる。引用は、第25巻(文藝春秋、73年)、第四部(p380)から。奉天会戦そして日本海海戦が近付いている。

坂の上の雲(サイト内検索)、良質の英国炭(p475)、「百パーセントに近い」事実(p553)、オデュッセイア - Wikipedia

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