エントリー

裏小倉

  • 2020/07/20 06:53
  • カテゴリー:読み物

さらしまく いもりのやまの でんじはは かっぱのかばの ざしきなりけり [通釈]不能。

この句を不意に思い出して、県立図書館で借りて来て久しぶりに読んだ、筒井康隆著「裏小倉」。小倉百人一首、全百首のパロディ。初出、オール讀物77年6月号。高1の時に読んだのは単行本「バブリング創世記」(78年)、それは市立、県立ともに蔵書になく、今回、筒井康隆全集第19巻(新潮社、84年)を借りた。

「バブリング創世記」の短編の内、この第19巻に収載されているのは、裏小倉の外に、死にかた、発明後のパターン、廃塾令、ヒノマル酒場、三人娘、そして、上下左右。残りの3篇、バブリング創世記、鍵、案内人、は第17巻に。

# あらし吹く三室の山のもみぢ葉は,龍田の川のにしきなりけり(能因法師,69)

ページ移動

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07
SNS投稿で裁判官罷免
2024/05/09 05:59
国際秩序のこれから
2024/05/08 06:04
暖流
2024/05/07 05:51

Feed