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2024年11月の記事は以下のとおりです。

右側の人たち

右派、極右、ポピュリズム、保守主義など、そんな政治的な思想や立場の人たちが世の中を騒がせている。ここ数日の在京六紙の社説から拾ってみよう。

まずは、米国から。毎日新聞の社説「トランプ氏再選 米中関係と世界 危機管理する責任自覚を」(毎11/13)。「中国と向き合う姿勢から透けて見えるのは、自国の経済や産業を守るためなら国際ルールや他国との協調を犠牲にすることもいとわない外交戦略」。米国第一のトランプ2.0が動き出す。

次はドイツ。日本経済新聞の社説「ドイツ連立崩壊の混乱避けよ」(経11/13)。「経済成長率は2年連続でマイナス」、「有効な対策を打ち出せない3党連立」政権は崩壊。来たる総選挙では、「極右『ドイツのための選択肢(AfD)』の躍進が予想される」。欧州各国では、内向きの極右政党が勢力を強め、政治の不安定化が拡がる。

そしてイスラエル。朝日新聞の「イスラエル 強硬姿勢の加速を憂う」(朝11/15)。「テロで有罪となった者の親族を国外に追放できるようにする法案を可決」。イスラエルの標的はもちろんパレスチナ系市民。「パレスチナ人の存在を否定するかのような極右の主張が堂々とまかり通る」。

最後は日本。朝日新聞の社説「百田氏の暴言 公党の党首たりえない」(朝11/16)。日本保守党の党首「百田尚樹氏は、これまでも物議をかもす発言を重ねてきた」。この度は引用することすら憚れるような暴言を吐いた。同党は、衆院選で3議席を獲得。同じく右派の参政党も3議席。過激な発言を繰り返し、極右とも呼ばれる政治勢力が、日本でも台頭して来ているのか。

民主国家において、公約を掲げ、選挙で選ばれた人たちだ。支持する有権者がいる。政治家の顔には、有権者の意図が反映している。

さて、11/11週の六紙社説は、そのほかに、第2次石破内閣発足、COP29開幕、F1デブリ初回収、不登校30万人超、特別国会閉幕、日産経営悪化、フリーランス法施行、日中首脳会談、などを話題にした。

六紙社説、またトラでどうなるドイツの新右翼「彼ら」に映る「私たち」(いずれもサイト内)

新しい炊飯器

炊飯器を買い替えた。

電源プラグの根元が断線。プラグを付け替えて使い続ける、その手もあったけれど、釜の内側テフロン・コーティングがあちこち剥がれ、いつの頃からか正面パネルの液晶が表示されなくなり予約炊飯ができなくなっていた。潮時と考えた。

四半世紀に渡って使ったこの機種は、象印製、NHLA10-CH。古い伝票によると1.9万円で購入している。税別の額。当時の消費税は5%だった。

この象印には思い出がある。結婚前、家電一式を買い求めるために大阪日本橋へ出かけた折に、最初に選んだのが、この炊飯器だった。象印をすすめてくれた担当者に、ほかにも色々買い揃えたいのだが、と持ち掛けた。彼の先導で、その家電量販店の各階、各売り場を見て回ることになった。結局、十数点まとめ買い。彼は、頑張って値引きしてくれた。

今回の買い替え、機種選定は迷わなかった。家人がこれと決めていた。実家の方で最近新しくしたらしく、それと同じにすると。日立製、RZ-X100DM。これも税抜き1.9万円。新旧たまたま同じ金額になった。今、消費税は10%。

買い替えて一か月ほど経った。味は上々。それに、また、予約ができるようになった。

8月の買い物、2024年(サイト内)

またトラでどうなる

もし米国が、体系的に、持続的にアメリカ第一になるなら、「9条・安保体制」の根幹が揺らぐ。戦後日本の生き方が問われる事態となる。公助システムである国連が機能していない。共助は同盟、その米国が当てにならないとなると、勢い自助、自衛に、否応なく焦点が当たって行く、そういう構図になる。

東大の遠藤教授が、ラジオの番組でそんな話をしていた。

自分たちの国は自分たちで守る。それは決して悪い方向ではない。トランプ氏返り咲きは国防についてしっかり議論するいい機会になるかもしれない。

トランプ登場に備えよ(サイト内)。けさの"聞きたい"「トランプ氏 国際情勢に対する影響は」遠藤乾(東京大学法学部教授)▽マイあさ!(NHKラジオ第一、11/14 7時台)

1000番地

別れたら次の人でしょ。郷愁はあるけれど未練はない。初恋の人をたまに懐かしく思い出すかもしれないけど、やっぱり今の人を大事にしないと。

居酒屋の女将さんが言う。再開発で追いやられ別の場所に店を構える。その心情を恋ごころに喩える。引用は、ETV特集「1000番地」(11/2)から。

札幌の中心部、だだっ広い駐車場の真ん中あたりに居酒屋はあった。中央区南三条西十丁目1000番地。真四角の810坪。不動産屋やデベロッパーなどそっち方面の人たちにとってたいへん有名な候補地。ここがいよいよ再開発されてデカいビルが建つことになった。

「マンション出来るって言いますけど、色気のない再開発なのかなって思いますよね」と居酒屋の常連客が言う。それに対して、「なぜ、街づくりしてる方が悪者なんだ」「未来を創るんだから」と、開発する側の不動産屋二代目社長の声を紹介する。

「死んだら人間は土地を去るだけ。建物を持って行くことなどできません」と零細クリーニング店のオヤジが言う。それに対して、「不動産は、無限の価値なもの」と、不動産屋初代社長の声も紹介する。

一方からの視線だけで番組は進行しない。NHKは、両側の声を丁寧に拾う。何か判断することがあるのならば、それは視聴者に任せますと。

ETV特集(サイト内)。「1000番地-土地と人間に関するリポート」▽ETV特集(NHK-Eテレ、11/2 23時)

3000万

あんた、コールセンターで仕事してるんだっけ。あんたに合う仕事、あるんだけど。

その仕事とは、タタキ(強盗)の情報集めだった。安達祐実扮する祐子はそこで思わぬ才能を発揮し、(さらに)悪事に手を染めてしまうことになる。

才能にせよ、きのう書いた技術(アプリ)にせよ、何に使うのか、どこで使うのか、それを間違えてはいけない。

引用は、NHK土曜ドラマ「3000万」第5回(NHK総合、11/2 22時)から。キャストに野添義弘の名があるのが目に留まり見てみようと思った。

NHKプラスにはこの第5回があった。前回までのことは何もわからないけれど、この回からでも十分に楽しめた。何事にも遅過ぎることはない。第6回は放送時に観た。

Re: Signal野添義弘ずっとだまされやすいはず(いずれもサイト内)。3000万|公式ホームページ

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