帰省、25年1月
- 2025/01/21 05:53
- カテゴリー:沖縄・暮らし
年末年始の繁忙期を避けて帰省。ソラシドエアを利用、往復で14千円。
2025/01/20 17:30 UKB-OKA 6J129 B737-800 JA810X
2025/01/17 14:55 OKA-UKB 6J128 B737-800 JA802X
# 帰省、24年5月(サイト内)
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2025年01月の記事は以下のとおりです。
年末年始の繁忙期を避けて帰省。ソラシドエアを利用、往復で14千円。
2025/01/20 17:30 UKB-OKA 6J129 B737-800 JA810X
2025/01/17 14:55 OKA-UKB 6J128 B737-800 JA802X
# 帰省、24年5月(サイト内)
日々訪ねるブログに、積雪で立ち往生したタクシーの話題があった。
平年の3倍もの雪が積もり、なおかつ除雪車が一週間もやって来ない。結果、あちこちで自動車が身動きできなくなる始末。そばの交差点でもタクシー2台が立ち往生。
雪国では四輪駆動が当たり前の今時、そのタクシーは2台とも旧式の後輪駆動だった。この大雪ではそりゃ立ち往生してしまうだろう。新車への更新もままならない、タクシー業界の苦しい懐事情を見る思いがした、と。
そのブログでは、もっぱらPC関連の情報を伝えてくれるけれど、時々こういう世相を見るような挿話もあったりする。
# 日々読むブログ(サイト内)
朝日新聞の社説「デジタル化社会を生きる 『人間であること』という一線」は、デジタル化が進んで窮屈な世の中になりつつある今こそ、ヒューマニズムを見失わないようにしようと提唱する。1/14付け。
この中で、1日が24時間では足りないと感じる人が6割、一方で、時間に追われていると感じている人は7割、という調査結果を引用している。足りないのに追われている。
それを読んで、ある課長が言っていた愚痴を思い出した。部下が待ちの姿勢で困る。具体的に指示しないと動かない。こんな部下に限って、仕事を進める内に、やらされ感を持つ。待ちの姿勢なのに、やらされ感だ。いったい、会社に何しに来てるんだ。
これは部下と上司双方に問題がある。どちらかと言うと上司の方の責任が大きい。待ちの姿勢や、やらされ感を解消するために、よくよく、考えてみないといけない。
どんなにデジタル化が進もうが、人はロボットになってしまうわけじゃない。部下も上司もお互い生身の人間だ。誰だってそう。人間らしい心構え、相手を思いやる気持ちを忘れないようにしたいものだ。
さて、1/13週の在京六紙は、そのほかに、成人の日、韓国尹大統領拘束、東京女子医大背任事件、首相東南アジア訪問、メタ事実確認廃止、インフルエンザ流行、阪神淡路大震災から30年、ガザ地区停戦合意、などの話題を社説で採り上げた。
# 六紙社説(サイト内)
おまえは何をしている。おまえは何かしているのか、客を呼ぶ工夫を。
老中、田沼意次が、主人公の蔦屋重三郎に言う。意次に扮するのは渡辺謙、重三郎は横浜流星という方。
引用は、今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」その第1回から。
商いは、誰かが儲けることを一生懸命に考えているかどうかに懸かっている。的を得ているかどうかという問題はあるけれど、まずは考え抜くことが大切。営利企業に限らず、非営利団体だってそう。組織をより良くしようと誰かが考える。個人や、家庭、国家だって同じだろう。今も昔も洋の東西それは変わらない。誰かが懸命に考えていないと、より良くはならない。
去年からの流れで今年も何となく大河ドラマを見ている。面白ければ観続けようと思う。
# ドラッカー(サイト内)。大河ドラマ「べらぼう」(1)「ありがた山の寒がらす」(NHK総合、1/5 20時)
私を殺そうとした人ですもんね。世間で言われとる通りなんですよね? あの人は悪人やったんですよね? その悪人を、私が勝手に好きなってしもうただけなんです。ねぇ? そうなんですよね?
この小説はそう終わる(p448)。吉田修一著「悪人」(文春文庫、2021年)。
彼は果たして悪人だったのか。悪いのは他の誰かなのか。タイトルは「悪人」ではあるものの、そもそも、人が悪いのか、それとも別の何か、社会の仕組みとか、が悪いのか、よく考えてみろ、そう問いかけられているように思った。
なかなかの名作だと思う。が、最寄り図書館で借りて来たこの文庫本はあまり読まれた様子はない。最近の新装版だから、ということかもしれないけれど、こんな良い作品でも、あまり手に取られず忘れられていくのだろうか。飽食の時代という言葉がふと頭に浮かんだ。
# 悪人(サイト内)。単行本2007年刊。