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キーワード「沢木耕太郎」の検索結果は以下のとおりです。

愛読書十選 (3)

  • 2021/05/21 06:00
  • カテゴリー:読み物

その3は「作家十選」。没年の昇順。

  • 中島敦(1909-1942)
  • 久生十蘭(1902-1957)
  • 広瀬正(1924-1972)
  • 新田次郎(1912-1980)
  • 足立巻一(1913-1985)
  • 山際淳司(1948-1995)
  • 藤沢周平(1927-1997)
  • 山田風太郎(1922-2001)
  • A・J・クィネル(1940-2005)
  • 井上ひさし(1934-2010)

愛読書十選(サイト内)。山下洋輔、逢坂剛、中島義道、原尞、沢木耕太郎、北村薫、ケン・フォレット、高村薫、東野圭吾、三品和弘。敬称略

春に散る

  • 2021/05/01 06:27
  • カテゴリー:読み物

そう。自分の飲みたいものと自分の食べたいものを素直に伝えればいいんだよ

主人公広岡が佳菜子に言う。沢木耕太郎著「春に散る」(朝日新聞出版、2017年)、第五章「クロッシング〈交差点〉」(上巻、p216)から。

本物と偽物の区別がつく人になること。人生において大事なことはそれだけですからね。人でも物でも、本物に接し、触れていること

雅世さんが佳菜子に望んだこと。こちらは下巻の第十七章「来訪者」(p260)から。

沢木耕太郎(サイト内検索)、「春に散る」(前後編)▽FMシアター(NHK-FM、3/20,27)【原作】沢木耕太郎【脚色】原田裕文【演出】小見山佳典【音楽】谷川賢作【出演】篠田三郎,真野響子ほか

天涯通信

スーパーマーケットに寄って昼食の食材を買う。あれやこれやを買って、レジの前の列に並ぶと、いつもと支払い方法が変わっている。

自分で支払機にお金を突っ込む。コロナで世の中が色々と変わった、これもその一つ。先日訪ねた病院もそうなっていた。引用は、沢木耕太郎著「天涯通信2020 第一信」(12/18)から。恒例のラジオ番組に先駆けて書き下ろされたエッセイ。

その病院には週を跨いで二回通い、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。ほぼ一年ぶりに訪ねたそこでは、支払機の外にも色々と変化が感じられた。主任の看護師が替わったようだし、検査室の前室や回復室の様子が違う。それに、ぎこちなさとスマートさが綯い交ぜになったスタッフたちの動きや接し方が気になった。それもこれもコロナの影響だろうか。それとも病院の経営方針に変更があったのだろうか。

検査は、手際よく進められた。前回ポリープが見付かった辺りを中心に丹念に診てもらった結果、今回は異変なし。胃の方も炎症が治まっていた。心身とも健全。感染症の騒ぎが続く年の瀬にそう実感できるのは幸いなことだ。

大腸内視鏡検査(サイト内)。沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス天涯へ2020

ベトナム戦記

  • 2020/12/13 07:02
  • カテゴリー:読み物

最前線はどこですか、どこですかとたずねて何度も説教された。"最前線"の"現地"へ迷いこんでからも戦争はどこにあるのですか、最前線はどこですかと聞いて、そのたびにたしなめられた。それがわかってるくらいなら苦労はしないよというのだ。

国の全土が最前線。開高健全集第11巻(新潮社、92年)に収載の「ベトナム戦記」(初出65年)から(p105)。沢木耕太郎、角幡唯介両氏の対談の中で引き合いに出される三つのノンフィクション、それは、「極限の民族」、「さもなくば喪服を」、そしてこの「ベトナム戦記」だった。

サイゴンの特産品「テロ、デモ、デマ、クー(デター)の四つであった」(p11)。ベトナム語の「チョーヨーイ」(p34、ニチェヴォ、没法子、やれやれ)。

旅人の表現術(サイト内)。チャーチル(Winston Churchill、1874-1965)

さもなくば喪服を

  • 2020/12/10 07:11
  • カテゴリー:読み物

闘牛士を売り出すのは、粉石鹸を売り出すのと同じだ。粉石鹸にもいろいろあるように、闘牛士にもいろいろある。うまく売り出せるのは、つねにいい製品とはかぎらない。プロモーターがどうすればよく売れるかを知っている場合なのだ。

辣腕マネージャー、エル・ピポの言葉。彼の目に留まったのは、ある青年の死に物狂いの勇気だった。D・ラピエール、L・コリンズ著「さもなくば喪服を-天才闘牛士エル・コルドベス」(ハヤカワ文庫、81年)から(p391)。仏語原書67年刊。沢木耕太郎、角幡唯介両氏の対談でこの本のことが語られる。

Google で検索するとこういう説明が出る、「マヌエル・ベニテス、またの名をエル・コルドベス(コルドバの男)。 1960年代のスペインで、総統フランシスコ・フランコと並び有名であり、スペインの国民的な英雄と言われた男。 衰退しつつあった闘牛に新しい風を吹き込み、国家的な催しにまで盛り上げた革命的な闘牛士。2016/02/18

旅人の表現術(サイト内)

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