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キーワード「橘玲」の検索結果は以下のとおりです。

残酷すぎる成功法則

  • 2020/07/28 06:45
  • カテゴリー:読み物

私たちは選択権を持つことが好きだ。しかし選択をすることは嫌いだ。選択肢があることは、可能性を意味するが、選択することは、その可能性を失うことを意味する。そして選択肢が多いほど、後悔する機会も増えることになる。

エリック・バーカー著「残酷すぎる成功法則」(飛鳥新社、17年)から(p318)。橘玲監訳。成功や失敗にまつわる様々な挿話が紹介されており示唆に富む。盛りだくさんでお腹一杯になってしまう。原書の副題、The Surprising Science Behind Why Everything You Know About Success Is (Mostly) Wrong

ガワンデ医師とコーチ(p218)、「説明する」は戦争を仕掛けているのと同じ(p224)、傾聴する、相手に考えさせる(p230)。幸福の四要素:幸福感 [楽しむ]、達成感 [目標を達成する]、存在意義 [他者の役に立つ]、育成 [伝える](p324)、計画立案によるコントロール感(p333)、ToDoリストと時間割(p340)、気がかりな事は書き留めて脳の活動(リハーサルループ)をオフに(p346)

Personal Best - Top athletes and singers have coaches. Should you? By Atul Gawande. September 26, 2011

事実vs本能

  • 2020/07/11 07:06
  • カテゴリー:読み物

私たちが直面しているのは、ヒトの脳が狩猟採集の旧石器時代に生き延びるように「設計」されており、「とてつもなくゆたかで平和な時代」のリベラルな価値観とさまざまな場面で衝突するという「不愉快な事実(ファクト)」なのです。

橘玲著「事実vs本能-目を背けたいファクトにも理由がある」(集英社、19年)、そのあとがきから。本書は、主に、週刊プレイボーイの連載コラムで構成されている。

橘玲(サイト内検索)。官公庁こそがベタな日本的雇用の総本山(p189)、真っ白なシャツに黒いしみがつくとすごく目立つ(p252)

日本人というリスク

  • 2020/07/08 05:32
  • カテゴリー:読み物

経済学的に見れば、国家とは再配分の機能であり、お金を吸収しては吐き出すパイプ(導管)のようなもの

橘玲著「日本人というリスク」(講談社+α文庫、13年)から(p119)。著者が、「人生設計論の完成形」と書いている通り、これまで何冊かで展開されて来た、経済合理的な生き方や、経済的自立などに関する話が、この本で集大成されているようだ。

# MSCI世界株(1554)

Re: もっと言ってはいけない

他人の道徳的な悪を罰すると、セックスやギャンブル、ドラッグなどと同様に快楽物質のドーパミンが放出される(略)。ヒトにとって「正義」は最大の娯楽のひとつなのだ。

開いている店を探してパチンコする博徒、開いているパチンコ店を非難する自粛警察、両者に共通点があるのかもしれない。快楽物質が脳内に分泌されるという点で。橘玲著「もっと言ってはいけない」(新潮新書、19年)から(p210)。

不道徳な行為に対しては怒りを感じ懲罰する、そういう本能を、ヒトは進化の過程で獲得してきた可能性がある。その本能は快感に繋がっているから、共同体の全員が「道徳警察」になって相互監視する。それによって、さほどコストをかけずに共同体の秩序は保たれる。と著者は推測する。

もっと言ってはいけない(サイト内)、「自粛警察」相次ぐ 社会の分断防ぐ冷静な対応を 新型コロナ(5/9)、'Space Oddity' David Bowie 1969

もっと言ってはいけない

  • 2020/04/29 07:00
  • カテゴリー:読み物

社会的・文化的な強い淘汰圧によって10~20世代(250~500年程度)で遺伝的な偏りが起こりうる

遺伝と文化の共進化論。人種(大陸系統)によって知能に差があることは、これで説明がつく。橘玲著「もっと言ってはいけない」(新潮新書、19年)から(p147)。日本人を含む東アジア系がIQが高いのは、隋初から実施された科挙による知識社会と、稲作による豊富で安定した食糧事情が背景にあると推論。農耕社会の閉鎖的な共同体を営む中で、互いに忖度し合えるよう、脳内セレトニン発現量が低くなるよう進化して来た可能性がある。

行動遺伝学(p4)、わかりやすい善悪二元論(p36)、S・J・グールド「人間の測りまちがい」(p63)、J・J・ヘックマン「幼児教育の経済学」(p78)、差別の根源にある知能重視社会(p92)、各国別IQ一覧(図表7、p137-9)、連作障害のない水田(p153)、東欧系ユダヤ人アシュケナージの祖先はハザール人か(p167)、リベラルなネオフィリアと保守のネオフォビア(p174)、J・M・ダイヤモンド「銃・病原菌・鉄」(p179)、日本に華僑財閥がない理由(p188)、ヒトの自己家畜化(p206)、正義は娯楽の一つ(p210)、人類の三つの革命、石器、農耕、科学とテクノロジー(p240)

言ってはいけない朝日ぎらい(いずれもサイト内)

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