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はびこる森的なもの

この手の価値観と発言をする人は、いまだにさまざまな業界や身近な社会にはびこっている

多くの人たちが声を上げた理由は、ただ単に森発言を不快に感じたからではない。政界地獄耳「社会にはびこる“森”的なもの…戦い道半ば」(日刊スポーツ、2/8)から。このコラム欄は、これも含め9回に渡って森騒動に言及した(2/6-22)。

その9回分に登場する“森”的なものとオジさんたちを並べてみよう。「体質改善ができていなかった」スポーツ界の大幹部たち、「権力志向と裸の王様的な振る舞い」安倍晋三、「政治の柔軟性や多様性を無視」菅義偉、「余人をもって代えがたい森」と擁護した人、「歴史修正主義、スポーツ根性論」川淵三郎、「差別的発言が幾度も物議をかもした」石原慎太郎、「女性活躍とかが全く理解できていない」二階俊博、「男性社会がどれほど阻んできたかに思いをはせるべき」桜田謙悟、「正確には男勝りと言いたかった」竹下亘、「汚点は98年、大蔵省接待汚職事件(いわゆるノーパンしゃぶしゃぶ事件)」武藤敏郎。敬称略。

# 森会長女性蔑視発言から橋本新会長就任までの六紙社説は計22本(2/5-13)、最多は東京の5本、朝毎は4本ずつ、読産経3紙は3本ずつ。問われる本気度 縮められるか? 男女の格差(2/18)。わたしたちはステレオタイプなしで生きていくことはできない(2/22)

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