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忘れえぬ人々

  • 2021/05/12 06:37
  • カテゴリー:読み物

みなこれこの生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路をたどり、相携えて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来てわれ知らず涙が頬をつたうことがある。その時は実に我もなければ他もない、ただたれもかれも懐かしくって、忍ばれて来る

国木田独歩著「忘れえぬ人々」から。留守録しておいたラジオの番組で耳にして、青空文庫にあるのを読んだ。初出は、1898(明治31)年。

「山の根がたのかしこここに」という箇所が、どこで区切るのか俄かに判らず、しばし考え込んだ。「かしこ」「ここ」に気付くとあとは早い。「根がた」は、手元の辞書では、見出しにはないけれど全文検索でヒットする。ねかた【根方】〔「ねがた」とも〕(1) 木の根もと。根のあたり。(2) 物の下の方。また、山麓。「大辞林第2版」(三省堂、1995年)から。

忘れえぬ人々|青空文庫。荒川洋治の“新しい読書の世界”(5)「明治・大正の小説」▽カルチャーラジオ文学の世界(NHKラジオ第2、4/29 20:30-21:00)。EBdic(サイト内)

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