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歌詞で読み解く昭和

茂木さん、アーティストってね、ずぅーと、フレッシュな印象じゃないとダメでしょ、それって難しいのよ

ユーミンがそんなことを語ったと茂木健一郎氏が話していた。時代をリードして来た才能豊かなアーティストにも、相応の努力や苦労があったのだろうと思わせる挿話だ。

「歌詞で読み解く昭和」と題する番組を聴いた。今年昭和100年にちなむ特別番組。

番組で流された曲を並べておこう。唯一、昭和10年代からは採られていない。日本が戦争をやっていた頃だ。誰もが口ずさんだ、ある意味、昭和を象徴するような曲が少なくなかったはずだが、意図的に外されたのだろうか。

榎本健一ら「モン・パパ」(昭和6年)
トニー谷ら「さいざんすマンボ」(昭和28年)
坂本九「上を向いて歩こう」(昭和36年)
藤原良ら「海をこえて友よきたれ」(昭和38年)
「鉄腕アトム」(昭和38年)谷川俊太郎作詞
三波春夫「世界の国からこんにちは」(昭和42年)
藤圭子「圭子の夢は夜開く」(昭和45年)
吉田拓郎「今日までそして明日から」(昭和46年)
バンバン「いちご白書をもう一度」(昭和50年)
沢田研二「TOKIO」(昭和55年)
おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」(昭和60年)
RCサクセション「サマータイム・ブルース」(昭和63年)
中島みゆき「時代」(昭和50年)

ユーミン(サイト内)。特別番組「RADIO“SHOW WA”~歌詞で読み解く昭和100年」【出演】古市憲寿、茂木健一郎(TOKYO FM、1/1 20時)

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