掃除婦のための手引き書
- 2020/02/19 07:09
- カテゴリー:読み物
三ページもかかって女の人の着物を脱がせるミシマの小説みたいだ。
ルシア・ベルリン著「掃除婦のための手引き書」(講談社、19年)に収録された「わたしの騎手」から(p66)。ミシマは三島由紀夫のことだろうけれど、その小説とは何か具体的な作品を指すのだろうか。そもそも、三島ってそんな描写する作家かなぁ。
先月ラジオで耳にしたこの短篇集を県立図書館で借りた。読んでみて、読者を選ぶという表現が頭に浮かんだ。おれは選ばれなさそうだ。
# 翻訳家エッセイスト岸本佐知子▽著者からの手紙(NHKラジオ第一、1/12 7時台)