番組の途中でニュース
- 2020/05/08 06:44
- カテゴリー:興行・放送
録音しておいた朗読番組を聴いていると途中にニュースが入っていた。番組は、ラジオ深夜便(NHK-FM、3/23 1時台)のラジオ文芸館アンコール「竹を切る」(須賀しのぶ原作)。おそらく朗読はそこで止まりニュース後に続きが始まるだろうとゆったり構えて、末田アナウンサーが読み上げるニュースを聞いた。IOCが東京大会(の延期)について臨時理事会を開くという、そのニュースは繰り返され1分10秒ほどの長さだった。その後やはり、思った通り、朗読は欠けることなく再開された。ニュースが入る直前の一文がもう一度流れたのでそうと判った。視聴者思いのサービス、深夜の余裕のある枠だからできることだろう。
ラジオ番組では、突然ニュースが入ることは珍しくはない。気象や交通のお知らせもある。ここ数日、おれが知るだけでも、何度かあった(以下)。いわゆる生ワイド枠だと支障なく組み込めるのだろうけれど、収録ものではそうはいかない。例えば30分枠にはほぼ30分の録音が用意されている。途中ニュースなどが入ると元の番組は損なわれる。
- 青春アドベンチャー[再]「また、桜の国で」第1回(NHKラジオ第一、5/6 14時台)。東海道新幹線一部区間運転見合わせの情報が差し挟まった。繰り返しはなく、番組の欠損は25秒ほどで済んだ。
- ラジオ深夜便(NHK-FM、5/6 2時台)ロマンチックコンサート「エンジョイ・ジャズ~ディズニー作品集」。ギル・ゴールドスタイン・トリオが「星に願いを」を演っている途中に地震情報(千葉県で震度4)。なんと8分45秒間。その曲は再度かからず尻切れとなった。
- 「ほっとひと息落語を楽しむ」(NHKラジオ第一、5/3 21時台)。のっけから地震情報でスタート(鹿児島市などで震度3)。2分46秒。まだ、噺家の紹介など前振りをやっていたので実害なし。それだけじゃなかった。番組の後半、落語「笠碁」(五代目柳家小さん、82年収録)の途中、気象情報が流れた。奄美地方に竜巻注意報。繰り返しあり、44秒。
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