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2025年08月の記事は以下のとおりです。

核施設攻撃はタブーのはず

その後のG7の首脳会議では、イスラエルの自衛する権利を擁護する共同声明の署名国に日本も名を連ねた。日本外交における一貫性の欠如に関しては遺憾としか表現しようがない。

6月、イスラエル(と米国)によるイランの核関連施設への攻撃が始まった直後、わが国の石破首相は、「到底許容できるものではない、極めて遺憾だ」と述べた。にもかかわらず手のひらを返してイスラエルをサポートする側に立った。

引用は、NHK「視点・論点」での高橋和夫氏のお話(8/4)から。

日本外交における一貫性の無さ、二重基準、は、別に珍しいことではない。特に米国の損得に絡む事柄ではよくあることだ。

米国にとって都合がよろしくないことを、日本がやったり言ったりすると連絡が入る。米国のジャパン・ハンドラーから外務官僚宛てなのか、国務長官から外務大臣なのか、ルートは判らないけれど、とにかく、訂正しろ、と迫って来る。有無を言わせない。

首相であっても、米国の意向には逆らえない。二重基準になってしまうわけだ。

米国が好むキシダの次専守防衛を放棄するのか次期総裁と米国の都合本土の人間は知らない(いずれもサイト内)。視点・論点「“核関連施設攻撃の禁止”タブーの破壊」【出演】放送大学名誉教授…高橋和夫(NHK-Eテレ、8/4 12:50)

Re2: 8月ジャーナリズム

戦後80年、節目の今年、いわゆる「8月ジャーナリズム」は、ちょっとしたお祭り騒ぎのようになっているんだろうか。甚だ不謹慎な言い方ではあるけれど。

在京六紙の社説も、年初以来、「戦後80年」を冠するタイトルを少なからず掲げ、気合いの入れようだった。そして、数か月が経ち、8月がやって来た。

例えば、8月7日の社説タイトルを眺めてみよう。「広島」(8/6)と「長崎」(8/9)の間にあるこの日、「8月ジャーナリズム」はどんな姿を見せているだろうか。

最低賃金の改定 根拠に基づく審議 望む(朝8/7)
戦後80年と首相 歴史の教訓 臆せず示せ(朝8/7)
トランプ2.0 統計局長の解任 信頼損なう暴君の手法だ(毎8/7)
最低賃金の上げ幅最大 国は継続へ道筋示さねば(毎8/7)
コメ増産へ転換 生産力の再生が必要だ(東8/7)
北朝鮮の核開発 非核化を粘り強く迫れ(東8/7)
豪に護衛艦輸出 防衛産業の基盤強化に生かせ(読8/7)
SBI新生銀 公的資金制度に教訓を残した(読8/7)
戦後80年と首相 「見解」よりも靖国神社へ(産8/7)
中国の日本人襲撃 安全確保へ危機感足りぬ(産8/7)
コメ増産の実現に向け明確な方策示せ(経8/7)
最低賃金の大幅上げは妥当だ(経8/7)

最低賃金の上げ幅や、コメ増産政策などのテーマに交じって、戦後80年の首相「見解」の件がある。それも2本も。

朝日新聞の社説(8/7)は、首相は「歴史への洞察を踏まえ、国際社会の平和と安定にどんな役割を果たそうとしているのかを発信する機会とすべき」と説く。

一方、産経新聞(8/7)は、いや、「石破茂首相に求められているのは」、見解の表明などではなく、「靖国神社へ参拝することだ」と書く。

色んな意見がある。

六紙社説、8月ジャーナリズム「国策の誤り」(いずれもサイト内)

不審な電話、25年8月

先日、木工の作業中に電話が鳴った。すぐにスマホの画面を見た。市外局番084の知らない番号だったので無視。後で調べてみると、広島県福山あたりの番号のようだった。二度目はなかった。詐欺か、単なる間違い電話か。

数日前には、国番号+978からかかって来た。これは明らかに怪しい。巷を賑わせている詐欺電話に違いない。その前日には国番号+1からあった。これも同じだろう。

不審な電話が一週間の間に3本。こういうこともある。知らない番号からの電話には今はもう出ないことにしたので特に実害はない。

NTTファイナンス騙る電話(サイト内)

ストランディングDB

国立科学博物館は、国内で発生した鯨やイルカなど海棲哺乳類のストランディング(海岸に打ち上がってしまう現象)事例をデータベース(DB)にしている。現在、全11433件。

小学生の頃に浜で見たクジラに関して何か手がかりが得られないかとweb検索している内にそのDBの存在に気付いた。

さっそく兵庫県で検索。111件ヒットした。私の故郷の街での打ち上げ事例は6件含まれている。が、一番古いもので1995年。私の小学校時代(1969-74年)よりだいぶ新しい。何を情報源としているのか判らないが、このDB、網羅性には難があるのかもしれない。

なお、ヒットした111件の内、神戸や、明石、淡路島などの瀬戸内側の事例は93件。その大半の63件はスナメリだ。スナメリ以外では、アカボウクジラや、ザトウクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラなどが、1件、2件と、事例登録されている。

海岸に打ち上げられた鯨(サイト内)。海棲哺乳類ストランディング データベース|国立科学博物館

本音を引き出す質問

  • 2025/08/07 06:19
  • カテゴリー:読み物

人は質問に対して本能的に答えようとする性質がある

商談やビジネスを進めるには、そういう「性質」を覚えておくと良い、と著者は言う。渡瀬謙著、本音を引き出す「3つの質問」(日経ビジネス人文庫、2016年)(p132)。

フレームワークのようにパターン化するのもありかもしれない。場面によって、答えにくい質問と答えやすい質問を、順次、繰り出し、相手の気持ちをコントロールする。

どこか、こすからい感じもしなくもないが、商売なんて何にせよ、相手の物欲を刺激して商品をお買い上げいただく取り組みだ。本来、そこに、きれいごとはない。

フレームワーク十選(サイト内)

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