お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「ABEMA」の検索結果は以下のとおりです。

フォックストロット集

  • 2022/12/07 06:24
  • カテゴリー:音楽

社交ダンスには、ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、そして、ウィンナワルツのモダン5種目と・・・

たま子先生(草村礼子)がグループレッスンの冒頭そう説明する。そうかフォックストロットはダンスの音楽なんだな。引用は、映画「Shall we ダンス?」(1996年)から。

少し前に、ピアノ演奏によるフォックストロット集を聴く機会があった。全115曲、5時間弱。それが国、地域別に4枚に収められていた。

20th Century Foxtrots [4CDs]
Gottlieb Wallisch (Pf)
2019-21
1. Austria and Czechia
2. Germany
3. Central and Eastern Europe
4. France and Belgium

Satie "Rag-Time du paquebot"、Weill "Youkali"など、馴染みのある曲が、ちらほらと出て来る。聴くとはなしに流しておくのに、こういう音楽はいいかもしれない。

Shall we ダンス?ABEMA(いずれもサイト内)。Gottlieb Wallisch|Home

Shall we ダンス?

四十を過ぎたところで念願の家も買った。結婚、出産、マイホーム、そのために全力で働いた。正直言って幸せな人生だと思ってた。ところが、家を買った途端に何か変わってしまった。妻に不満があるわけではない。子供がかわいくないわけではない。でも、何かが変わった。今度はローンを返すために頑張ればいいのに、気持ちはそう思ってるのに、何かが違う。そんな時にあなたに出逢った。毎日見てる内に、あなたと、一度でいいから、ダンスを踊ってみたいと思うようになった。あなたに好意を持って、それが目的で、この教室に入ったことは事実だけど。でも、遮二無二、踊ってたら、いつの間にか本当にダンスが好きになったんだ。

電車からこの教室の窓が見える、と主人公の杉山(役所広司)が語り出す。周防正行監督の映画「Shall we ダンス?」(1996年)から。観るのは二度目、二十数年ぶり。

最初に観た時には特に気にも留めなかったこの長ゼリフの場面、今回は何度か巻き戻して繰り返し聴いた。そしてメモをとった。

仕事人生も半ばを越えると息切れする。主人公や豊子さん(渡辺えり子)たちのチャレンジに刺激を受けて、自分も、と奮起して新しい何かを始めたオジサン、オバサンは少なくなかったろう。

この映画の影響で、当時、社交ダンスがちょっとしたブームになった。映画が公開されたのは1996年。団塊の世代が50歳になり始める頃だ。そのブームを牽引したのも彼ら団塊世代だったのだろうか。

ABEMA自分史発見のすすめ(いずれもサイト内)。Shall we ダンス?フォロー・ミー|Wikipedia。ワールドカップ 日本対クロアチア PK戦で敗れベスト8ならず(12/6)

今度は愛妻家

「おれにはもう動機がねえぇんだよ」「動機が無くてもやるのがプロだってボクには言ったじゃないですか」

師弟(豊川悦司、濱田岳)のやり取り。映画「今度は愛妻家」(東映、2010年)から。本日無料(ABEMA)には本作のようにいい映画が並ぶことがある。

場面設定や、人の出入り、笑いの取り方など、これは舞台作品だなと思った。Wikiによると2002年の初演以来、何度か舞台にかかっている。

オカマバー経営のおねぇ、文さんに扮するのは、映画では石橋蓮司。話の筋に彩りを添える好演だった。舞台の方の演者では、高橋長英、村井國夫らの名が見える。最新の2022年版は渡辺徹。彼はどんな文さんを演じたのだろうと考えたのは、訃報を聞く数日前のことだった。(敬称略)

ABEMA(サイト内)。「よみたん」の救急車。今度は愛妻家|Wikipedia。俳優の渡辺徹さん死去 61歳 親しみやすい人柄で幅広く活躍(12/2)

教育反対の経済学

  • 2022/12/01 06:27
  • カテゴリー:読み物

学業で成功するのは良い仕事を獲得するにはいいが、良い仕事をするすべを学ぶ方法としては役に立たない

多くの雇用主が、学業・学歴を手っ取り早い採用基準としている以上、所謂いい大学を目指さないわけにはいかない。しかし、そこでは「卒業後は使わない退屈な内容を山ほど学びながら過ごす」ことになる。

ブライアン・カプラン著「大学なんか行っても意味はない?-教育反対の経済学」月谷真紀訳(みすず書房、2019年)の「結論」から(p407)。原著 The Case against Education: Why the Education System is a Waste of Time and Money [Bryan Caplan, 2018]

著者の主張するところは一理ある。が、「良い仕事をするすべ」とは一体どんなものだろうか、とか、一見「使わない退屈な」学問が人生を豊かにしてくれる可能性がある、どうやら普通の学校(四年制総合大学含む)と職業訓練校を区別して議論する必要がありそうだ、など、いくつか気になることはある。

ABEMAの「本日無料」で映画を観ていたら、こんなやり取りがあった。「こういう仕事って特殊な技術でしょどうやって勉強したの」「この会社に入ってから教わりました」「へえこういう仕事って素人でも雇ってもらえるの」。映画「カラスの親指」(2012年)での上田耕一、能年玲奈(のん)お二人の会話。

プリズン・ブック・クラブABEMA(いずれもサイト内)

平和は槍で得るものなのか

「今後は交渉に重きを置く」「平和は槍の先で得るもの」「なぜ流血沙汰を好む? 楽しいのか? 外交は戦より洗練され遥かに安全で金もかからん」

軍備増強の求めを為政者は一蹴する。15世紀フランスの話。引用は、映画「ジャンヌ・ダルク」(米仏、1999年)から。ABEMAの「本日無料」にあるのを観た、速度1.7xで。

現代日本のリーダーはどうだろうか。中世フランスの王様に比べるとだいぶ好戦的だ。金のかかる防衛力強化の方向へ舵を切ろうとしている。

国家安全保障戦略など安保関連三文書の改定に向けた、自民、公明両党の実務者会合が進む中、22日、政府が設置した「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」が、岸田首相に報告書を提出。5年以内に防衛力を抜本的に強化し、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有が不可欠と結論付けた。財源として増税の必要性にも言及している。政府は、年末までに予定している、三文書の改定に今回の報告を盛り込む。

有識者会議の報告や三文書の改定作業に関し六紙社説は何と言っているだろうか。「政治の場で徹底議論を」(朝11/23)、「増税なら国民に信問え」(東11/23)、「脅威対処型へ転換妥当だ」(産11/23)、国防費の「負担増は国民の理解を得て」(経11/24)、「総合力で安全保障の向上図れ」(読11/24)、「国民第一に総合力を磨け」(朝11/24)、「増税案 説明なく痛み強いるのか」(毎11/27)

読朝2紙(11/24)の「総合力」が目を引く。各々の意味するところを見てみよう。

まず、読売の「総合力」、これはタイトルにだけ登場する。有識者会議が唱える「総合」的な防衛「力」に呼応し、さらに補強するコメントを本文で展開。敵基地攻撃ミサイル運用のために「米軍との協力を深め」よ。防衛産業の育成や装備品の輸出促進のために「防衛装備移転3原則の運用指針を見直し、海外移転を後押しする必要がある」。「人工知能や量子技術などの最先端の科学技術を安全保障政策に生かして」装備品を開発せよ。「政府は、税制を含めて、財源の確保策を早急にまとめることが大切である」と。

一方、朝日は「総合力」を軍備に限定しない。本文で明確に主張する。「国を守る力とは何か」。「防衛力だけでなく、経済力、外交力、情報力、科学技術力、自国の価値観や文化によって相手を味方につけるソフトパワー」など「それぞれの特質を踏まえた、調和のとれた総合力の涵養をめざすべきだ」。そして「すべての基盤となるのが、国民の理解であり、支持、協力である」と。

国の安全保障に関し、同じく「総合力」と言っても随分と違うものだ。朝日は平和憲法の意義も説く。「憲法9条の下、専守防衛を掲げてきた。他国の脅威にはならないという宣言であり、国際政治で安心供与と呼ばれる効果を周辺国にもたらしてきた」(朝11/24)。これは「総合力」の中で重要な位置を占めているはずだ。

残念なことに、「憲法学者のいない有識者会議」(東11/23)だったとか、「戦後の日本の防衛政策の抜本的な転換を求める提言だというのに」(朝11/23)。憲法を軽視する政府の姿勢が、会議メンバーの人選に映し出されている。

さて、11/21週の六紙社説では、そのほかに、COP27閉幕、温暖化被害の支援基金、寺田総務相更迭、辞任ドミノ、サッカーW杯カタール大会開幕、旧統一教会へ質問権行使、塩野義のコロナ新薬、赤木さん裁判、五輪談合捜査などの話題があった。

六紙社説、ABEMA(いずれもサイト内)。「国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画」、国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議|内閣官房

ページ移動

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

暖流
2024/05/07 05:51
小林稔侍▽私の人生手帖
2024/05/06 06:10
憲法施行77年
2024/05/05 05:48
Re3: たそがれ清兵衛
2024/05/04 06:18
終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57
Re: 二重小協奏曲ヘ長調
2024/04/29 06:00
社会不安高めるSNS悪用
2024/04/28 05:57

Feed