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キーワード「立花隆」の検索結果は以下のとおりです。

立花隆さん死去

立花さんが残した「知の旅」の意味を今一度かみしめたい。

毎日新聞の社説「立花隆さん死去 調査報道の道開いた巨人」(6/25)から。

6/21週の六紙社説、複数紙が採り上げた題材は、五輪観客上限、「赤木ファイル」開示、夫婦別姓再び認めず、沖縄慰霊の日、蘋果日報廃刊、東芝株主総会、イラン大統領選、東京都議選告示など。

この週、日経が「不透明な中国の原発情報公開」(6/25)を書いた。この関連では「中国の原発事故 習政権は詳細を公表せよ」(産経、6/16)が前週に出ていた。

ジャーナリスト・作家 立花隆さん死去 幅広いテーマ取材“知の巨人” 立花隆さん 問い続けた「人間とは何か」(いずれも nhk.or.jp、6/23)。立花隆(サイト内検索)。江戸売り声の漫談家、宮田章司さん死去(6/24)

Re: 愛読書十選

  • 2021/05/26 06:27
  • カテゴリー:読み物

かつてこのホームページに併設していた掲示板 "Etwas Neues" で、無人島へ持って行く本が話題になったことがあった。それを思い出しHDD内を検索。1998年12月のログにあった。以下はその時に選んだ10冊。二十数年隔てた今回の十選(その1~3)と、ちらほら重なりがある。

「トランプ-ひとり遊び88選」野崎昭宏
「蝉しぐれ」藤沢周平
「宇宙からの帰還」立花隆
「こころ」夏目漱石
「梶井基次郎全集全一巻」(ちくま文庫)
「中島敦」(ちくま日本文学全集)
「新唐詩選」吉川幸次郎、三好達治
「ピアノ協奏曲集11~27番」モーツアルト
「フィガロの結婚」モーツアルト
「魔笛」モーツアルト

モーツアルトの3つは、オーケストラのスコア。

# bulletin board system(BBS)。愛読書十選ビジネス書十選(いずれもサイト内)

愛読書十選 (2)

  • 2021/05/19 06:31
  • カテゴリー:読み物

その2は「影響を受けた本10冊」。普通は愛読書とは呼ばないのかもしれない。学校へ行っていた頃に読み、触発された本、10冊を選んだ。出会った順。

「ロウソクの科学」マイケル・ファラデー
「アルキメデスは手を汚さない」小峰元
「お楽しみはこれからだ」和田誠
「考える技術・書く技術」板坂元
「夢十夜」夏目漱石
「読書について」ショーペンハウエル
「生きるとは何か」島崎敏樹
「二重らせん」ジェームス・ワトソン
"Biochemistry", David Metzler 1977
「宇宙からの帰還」立花隆

"Biochemistry" は、副題 "The Chemical Reactions of Living Cells" の通り、生体をすべて化学反応式で、つまり電子の流れで解釈する野心的な書。セミナーのテキストだった。研究室のセミナーは、この生化学輪読、有機合成の文献紹介、そして研究の進捗報告、3つが毎週開かれた。

愛読書十選白夜行アルキメデスは手を汚さないお楽しみはこれからだ「夢十夜」第六夜(いずれもサイト内)。「知的生産の技術」梅棹忠夫、「元素の小事典」高木仁三郎、「夏の闇」開高健、"Natural Product Chemistry", Kurt Torsell 1983、「塩狩峠」三浦綾子、「企業内起業家」ギフォード・ピンチョー

Re: 天皇と東大

  • 2020/08/26 06:36
  • カテゴリー:読み物

一つの国が滅びの道を突っ走りはじめるときというのは、恐らくこうなのだ。とめどなく空虚な空さわぎがつづき、社会が一大転換期にさしかかっているというのに、ほとんどの人が時代がどのように展開しつつあるのか見ようとしない。

ひどい知力の衰弱によって、考えることも見ることもできなくなる。今の日本は「もう一度そういう滅びの道のとば口に立っているのかもしれない」。立花隆著「天皇と東大-大日本帝国の生と死」下巻(文藝春秋、05年)から(p173)。この大部な上下巻をじっくり丁寧に読み、ちょっと食傷気味。次は軽い本にしよう。

いつにも増して多くの付箋を貼った。一か所、第60章「粛学の立役者、田中耕太郎の四面楚歌」から引いておこう。「真の敗因は本来開始すべからざる戦争(略)を敢て開始した点」にある。それは「正に国民の道徳的欠如」に因る。その反省から、田中は、戦後、教育改革に力をつくすことになった(p538)。

天皇と東大(サイト内)。東大生が体験した「8月15日」|文藝春秋(12年)。東大出身合格者が過去最少 国家公務員の総合職試験―人事院(8/21)

天皇と東大

  • 2020/08/18 07:22
  • カテゴリー:読み物

歴史において大切なのは、歴史の現実がどう動いていったのかを、当時の人の心の動きを含めて客観的に正しくとらえることである。そう考えると、昭和戦前期の国家革新運動もこれまでの図式とはちがう目でとらえ直さなければならない。

一般に、正義の共産主義vs悪のファシズム的な図式で見られがち。立花隆著「天皇と東大-大日本帝国の生と死」上巻(文藝春秋、05年)から(p487)。

会員数十一万人を擁していたといわれる日本最大の国家主義啓蒙団体「国本社」、その理事の中に見知った名があった(p476)。末次信正。あの「有備無患」の碑を書いた人だ。海軍大将末次信正書 建立昭和14年12月、その碑は、住吉川そばの野寄公園にある。東灘区に住んでいた頃(97-06年)に散歩がてら何度かその公園を訪ねた。後に、同僚ら宛てに書き送っていた連載コラムのタイトルを「有備無患」とした。備へあれば患ひなし、その連載のテーマは、災害ではなく、キャリア開発だった。

# 上杉慎吉(天野辰夫、岸信介、安岡正篤、四元義隆)、四元(中曽根康弘、細川護熙)

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