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キーワード「転職」の検索結果は以下のとおりです。

葬儀の後で

1994/11/24(木)
13:00 葬ギ(武田副社長)、O/B、ドイツ行きの件

月曜日の訃報を見てちょっと思い出すことがあって、昔の手帳を引っ張り出した。

30年ほど前に、大阪市内の大きなお寺で焼香した。亡くなった方は同社の社長だと思っていたのだけれど、それは記憶違いで、手帳に副社長と記している。1994年11月のこと。

その時は、上司の部長(O/B)に同行して葬儀へ行った。その帰り道、上司から、今のプロジェクトが落ち着いたらドイツ支社への赴任はどうか、と打診を受けた。その話のために同行を求められたようだった。結局、何やかやとあって、ドイツ行きは実現しなかった。化学を志した者として、もしくは音楽の徒として、一度は住んでみたいと思っていただけに残念な思いをした。

研究所から事業部へ転勤して一年、まだ何者でもないあの頃、それから色んな事が起こるあの頃。製薬企業トップの訃報は、そんな頃の記憶へと繋がって行った。

ドイツ行きの望みはその十年ほど後に転職した先で叶う。ドイツ企業の本社勤務だった。

武田国男氏が死去 武田薬品工業元社長、84歳(6/17)

山崎元さん死去

  • 2024/01/06 05:46
  • カテゴリー:読み物

転職をするかどうか悩んでいた頃、氏の著作「僕はこうやって11回転職に成功した」(文藝春秋、2002年)に出会った。この本から、そもそも転職すべきなのか、するとしたらそのタイミングは、条件交渉はどうする、など多くを学んだ。

読んだ数か月後に最初の転職をした。背中を押してもらったようなものだ。その後も、同じ業界で、2度、勤め先を替えた。岐路に立つ度にその本を開いた。

東京を去る時に処分して今はもう手元にない。が、転職のある会社人生もいいものだと教えてくれた本だ。機会があればまた読んでみようと思う。

ビジネス書十選(サイト内)。山崎元さんが死去 経済評論家(1/5)

ことしの漢字は「税」

先日、清水寺のお坊さんが書いた文字は「税」だったとか。

最初に勤めた会社に、税所という名の同僚がいた。そんなことを思い出した。鹿児島や宮崎に多い苗字らしい。全国に2.4千人ほどいるとか。確か彼も九州の出身だった。税所の読みは、さいしょ。三省堂の「大辞林」(第2版)には、「さいしょ【税所・済所】平安中期以降、租税の徴収・官物の収納などをつかさどった国衙(コクガ)の役所。」と出ている。由緒ある名のようだ。

お役所と言えば、卜部も、古代、占いを担当した役人だったとか。実家の周りにその苗字が多くある。幼い頃から見慣れていたし、吉田兼好の本姓が卜部だったりと、割とよくある名前なのかな、と思っていた。が、転職先にその姓の方がいて、あまりいないよ、と言っていた。全国に4.5千人、税所よりは多いが珍しい部類だろう。

どちらも人数は、「名字由来net」にある数字。もちろん自分の苗字も検索してみた。全国で10万人を超えているありふれた名だ。

税の文字をスタートに、徒然なるままに、そんなことを考えた。

今年の漢字は「税」 ことしの世相を表す漢字(12/12)、税所さんの名字の由来や読み方|名字由来net、卜部さんの名字の由来や読み方|同

会社の名刺

会社の名刺を持つことになった。出張や面談など対外的な活動が、先日来、にわかに増えて来ている。パートタイムのおっさん(私)でも、持っている方が良かろうと会社は判断したのだろう。

この間、刷り上がって来たものを受け取った。名前の横に小さく職人とある。これまでそういう肩書の名刺を持ったことはない。ちょっとうれしいと思った。

昔の名刺を見返してみた。部長など役職名はあっても、職人に相当する職種が記されたものはない。唯一、シンクタンク時代のアナリストが職種かな。

あらためて昔の名刺を見てその多さに驚いた。転属や転職があったにせよ、化学メーカー勤め31年間で23種もある。技術系にしては多い方かもしれない。

じっくり見てみると異動を伴わないのに名刺を切り替えたケースが割とある。例えば、部署名や社名の変更(3)、オフィスの引っ越し(2)、名刺デザインの変更(2)など。関係する社員全員分をつくり直すわけだから、そこそこのコストになる。

名刺は、ある意味、会社の顔なのでケチるわけにはいかない。

窯元でお手伝いすることに名刺をつくる(いずれもサイト内)

多発する山岳遭難

主な要因は、天候に関する不適切な判断、不十分な装備、体力的に無理な計画が挙げられる。

毎日新聞の社説「多発する山岳遭難 危険見極めた行動が肝要」(10/16)から。同紙は8月にも無謀な登山に意見する社説を書いた。そのタイトルは「混雑する富士登山 安全守る手立て欠かせぬ」(8/20)。

登山へ行く人のほとんどは、山行を楽しみ自然の魅力を満喫して、無事に家に帰る。が、ある一定の割合で事故に遭う人がいる。マスが増えると遭難者の絶対数も増加する。団塊世代の登山ブームが一段落した今、多数派はどういう人たちだろう。もしかすると団塊ジュニア前後の人たちが山に向かっているのだろうか。

40歳になるまで、北アルプスへ足繁く通ったものだ。1990年代、団塊世代のブームが本格的に始まるのはまだもう少し先で、縦走路やテント場は空いていた。ハシゴや隘路で人が渋滞することも珍しかった。

あの頃は良かったなぁ、また登りに行きたいなぁ、とは、思わない。飽き性なんだろう。あれほど熱心にやっていた楽器も今は吹かない。文楽にも行かない。数年から10年、長ければ20年くらい集中して意識を傾けて、すっぱり止めてしまう。仕事も何回か転職をし、一番長く続けたところで15年ほどだ。飽きると言うよりは、リセット願望が強いという表現が適切かもしれない。

毎日新聞のその社説(10/16)にこうある、「体調や天候が思わしくない時は中止する。道に迷ったと感じたらすぐに引き返す。常に的確な状況判断が求められる」と。趣味にせよ仕事にせよ、自ずと「状況判断」をしてるんだと思う、人生で遭難しないように。

さて、10/16週、在京六紙の社説は、そのほかに、緊迫するガザ、露朝武器取引、G20財務相会議、木原防衛相の「自衛隊」発言、参院1票の格差、中露首脳会談、性別変更要件、バイデン中東外交、首相の減税指示、学徒出陣80年、中国で邦人逮捕、臨時国会開会などを話題にした。

六紙社説(サイト内)。「ジャニーズ消滅 本質は変わらないのか」(朝10/18)

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