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小澤征爾氏死去

  • 2024/02/11 05:31
  • カテゴリー:音楽

的確な技術と、全身を使った表現が特徴だった。ベルリオーズやマーラーなどの作品を得意とし、深い譜読みと解釈によって、情熱的かつ精妙な響きを引き出した。

そうそう、ベルリオーズのスペシャリストとか言われた時期があった。あれはレコード会社の策略だったのだろうか。引用は、読売新聞の社説「小沢征爾氏死去 情熱のタクトで感動を届けた」(2/10)から。

ファゴットの師匠がオザワについて語るのを、度々、聞かされた。二人は同じ頃に桐朋学園で学んだ。色んな話を耳にする内に身近な存在のように感じたりもしたけれど、オザワの音楽を熱心に追いかけたわけではなかった。

中学時代、ボストン交響楽団が演奏する、ラベルの管弦楽曲集を聴いた。これがオザワ指揮の最初のLPレコードだった。兄のすすめで手にした。生の演奏では、30歳になるかならないかの頃に聴いたチャイコフスキーの交響曲第5番が最初。これも人に誘われて行った。

40代、割とオザワに行き当たった。ドイツに駐在していた頃、さあどの演奏会を聴きに行くかなと調べる度にオザワの名を目にした。活動の拠点を欧州に移していたのだろうか。強く印象に残っているのは、パリのガルニエで聴いたラベル作曲「スペインの時」。

あれから20年、その間テレビでドキュメンタリーとかあれば観るぐらい。それと、なぜかファリャの三角帽子(ボストン交響楽団、1977年)に限っては、時々、聴きたくなることがあった。追悼でまた引っぱり出してみよう。

さて、2/5週の六紙社説は、そのほかに、自民党裏金問題、盛山文科相と旧統一教会、能登半島地震の災害ごみ、ガザ支援、北方領土、少子化対策財源などを話題にした。

六紙社説、イシュトヴァン・ケルテス日本の失敗(いずれもサイト内)。小澤征爾さん死去 88歳「世界のオザワ」の訃報に国内外で追悼(2/10)

ドイツ都市部はカオス状態

ドイツ社会では、70年代にやってきたトルコ(クルド)、イタリア、レバノン系などの移民がすでに定着している

ところが、メルケル首相時代以降、中東やアフリカからぞくぞくとやって来る大量の難民を受け入れ、今ドイツはパンク寸前なのだとか。引用は、川口マーン惠美氏のコラム「ウクライナ戦争の裏でエスカレートするEUの難民問題…ドイツの都市部はもはやどこの国なのかわからないカオス状態に」(10/6)から。

20年ほど前、仕事でドイツに駐在していた、その頃のことを思い出した。

3つほど向こうの駅で爆発騒ぎがあった。当時、地域で発生したテロっぽい事件はそれくらいだった。レバノン系だかトルコ系だかの移民がやらかしたらしい、ちょっと物騒になって来たね、と職場の連中が話していたことを覚えている。

が、もっと物騒なことがあった。それも頻繁に。地元サッカー・チームのゲームがある日は熱心なファンが騒ぐ。勝っても負けても駅前や広場で大いに騒ぐ。そっちの方がよっぽど物騒だと思ったものだ。移民や難民による凶悪犯罪が多発する現在に比べると、まだまだ長閑な時代だったのだ。

そういえば、当時親しくしていたイタリア系の同僚がいた。彼は70年代の生まれだ。もしかすると移民2世なのかもしれない。

フェルディナント・フォン・シーラッハ著(サイト内)。ウクライナ戦争の裏でエスカレートするEUの「難民問題」…ドイツの都市部はもはやどこの国なのかわからないカオス状態に(10/6)

もう中国は訪ねられない

中国は、恐らく台湾有事などを念頭に、軍事戦略や経済を含む安全保障政策の機密が米側に漏洩しないよう情報管理強化に注力している。それが、国内の外国人や、外国とつながりの深い自国民に対する過剰な猜疑心につながっている

習近平政権は、なぜ、スパイ行為の取り締まり強化に乗り出したのか。引用は、東京新聞の社説「週のはじめに考える 知中派も敵に回す拘束」(7/23)から。中国は、米国など西側陣営と一戦交える覚悟(準備)をしているんだろう。

7月に改正反スパイ法が施行され、いよいよ中国には行けない、と家人と話をした。私は毎月のように中国へ出張していた時期があったし、家人は家人で香港や上海に何年間か駐在していた。ブラックリストに載ってるだろうかと二人で笑い合った。中国の友人を訪ねたくても、ちょっと二の足を踏んでしまう。かの国では何が起こってもおかしくない、言うまでもなく、今も昔もスパイ活動とは無縁だけれど。

米中戦争前夜米中戦争を避けるために焦るアメリカ(いずれもサイト内)。週のはじめに考える 「知中派」も敵に回す拘束(東7/23)

[ きのう(7/27)那覇の気温、最低26.1度、最高29.6度 ]

にわかサッカー観戦者

小学生の頃、ペレや、ベッケンバウワーの名前は知っていた。別にサッカーに興味があったわけではない。少年が憧れるカッコいい男たちのリスト、例えば、阪神の村山、ジャンプ競技の笠谷、体操の塚原、はたまたF1のジャッキー・スチュワートなど、に並んでいるに過ぎなかった。ウルトラマンや仮面ライダーとそう違わない。

学生時代に内外のサッカー事情を色々と知ることになった。身近にサッカー部のメンバーがいたのだ。酒を飲んだ折などにサッカーの話になる。その中にワールドカップのことも登場した。私が最初に認識したW杯は、1986年のメキシコ大会だった。

社会に出てからも、サッカーの世界を熱く語る人が職場にいたりした。かつて実業団でプレイしていたオジさんだったり、アーセナルの熱烈なファンだったり。

極め付けは、ブンデスリーガの元選手。ドイツ駐在時代の同僚ウォルフガングは若かりし頃はサッカーでメシを食っていた。所属チームは、ビーレフェルトと言ったかな。ベッケンバウワーのミュンヘンとも戦ったのかと問うと、いや、こっちは良くて2部、同じピッチには立ったことはない、同時代にプレイしたけどね、と答えが返って来た。

彼は、第二の人生に化学メーカーの仕事を選んだ。化学なんて、まったくわからない、会社はよく採用してくれたものだ、としみじみ言う。モーツアルトと同じ名前だね、と訊ねてみた。ああ、けど音楽も、まったくわからない、確かオーストリア出身、知っているのはそれくらい、会ったこともない、と言う。彼の話には、そこはかとない可笑しみがある。

昼休みの彼との話題は二つ。一つは、自宅のリフォーム。奥さんに呆れられながら一人でこつこつやっている、その進捗について。もう一つは、もちろんサッカー。専ら、地元の古豪レバクーゼンのこと。チームは、前シーズン、ブンデスリーガ第2位。惜しいところで悲願の優勝を逃していた。いかに無念だったか、それを何度聞かされたことか。

そんな周りの人たちの影響で、サッカーに関心がないことはないけれど、それほど熱心なわけでもない。結局は少年の頃とあまり変わらない。せいぜい、4年おきに、にわかサッカー観戦者になるぐらいのこと。

今回はABEMAのハイライトで観ている、そのW杯カタール大会も次は準決勝で大詰め。さあて、決勝はフランス対アルゼンチンになるのだろうか、それともクロアチアかモロッコが初優勝をかっさらうのだろうか。

ラグビーとの距離サッカー日本、戦い終えて(いずれもサイト内)。FIFAワールドカップ|ABEMA、飛び出せ!青春|Wikipedia、Bayer 04 Leverkusen|同、いよいよベスト4の戦い 注目点を紹介(12/12)

グローフェの山道を行く

  • 2022/06/27 05:54
  • カテゴリー:音楽

かつての同僚が、米国に駐在することになったと知らせてくれた。行き先はアリゾナ。その州の名を聞いて、まず思ったのは、グランド・キャニオン。その壮大な景観を、グローフェが管弦楽曲で表現している。彼の代表作だろう。久しぶりに聴いてみた。第3曲の「山道を行く」が馴染み深い。

Ferde Grofé
Grand Canyon Suite (1931)
1. Sunrise
2. Painted Desert
3. On the Trail
4. Sunset
5. Cloudburst
Conductor - William T. Stromberg
Bournemouth Symphony Orchestra
Recorded 1998

グランド・キャニオンは、太古の地層が剥き出しになった、地球の割れ目のようなところと聞いたことがある。鉱物資源や地質時代に興味がある人にとってはたまらんだろうな。

そのほかに、アリゾナと聞いて思い浮かぶのは何だろう。そうそう、先の大戦時に日系人の強制収容所があった。そこで組織された日系人部隊がイタリアで戦ったと何かで読んだ覚えがある。太平洋の島嶼に投入された部隊もあったのだろうか。建国以来の移民にはドイツ系が多く、米国が参戦したヨーロッパ戦線ではドイツ人どうしが戦うことになった。日系人部隊が太平洋の戦線に行ったのなら日本人どうしの戦闘もあったのかもしれない。その内に調べてみよう。そういえば、真珠湾攻撃で沈んだ戦艦の名がアリゾナだった。

グローフェを聴きながらそんなことを考えた。

グロフェの「ミシシッピ」(サイト内)

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