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キーワード「転職」の検索結果は以下のとおりです。

蛇の道

おまえか、絵描いたの。

頬キズ裏街道の親分が、企てたのはおまえか、と問い質す。

映画「蛇の道」(1998年)から。[Filmarks 4.0]、意外に高評価だ。

「絵を描く」。裏社会だけでなく、広く一般に、計画を立案する、構想を練る、というような意味で使われる。一時期勤めていた会社でも、その表現をよく聞いた。計画や構想に関わる文脈の中で登場するのだけれど、少しニュアンスが違った。プランの文章化よりは、どちらかと言うと、パワーポイントでスキーム図やポンチ絵などを作成することに力点が置かれていた。そう、文字通り「絵を描く」のだ。ほかにも、その会社やグループ企業に特有の社内用語が多々あり、転職当初は戸惑ったものだ。

前広にABEMA(いずれもサイト内)

ボーン・アルティメイタム

最善を期待し最悪に備えよ

悪の親玉の信条、ではなくCIA長官のモットー。案の定この長官が...。映画「ボーン・アルティメイタム」(2007年)から。ボーン・シリーズ第3作。

CIA長官に扮するのはスコット・グレン。「羊たちの沈黙」(1990年)ではFBI捜査官実習生クラリスの上司クロフォードだった、階級は主任捜査官。それから、随分、出世したものだ。それに、FBIからCIAへ転職したんだな(笑)。

ABEMAにあったシリーズ3本を立て続けに観た。年末の暇つぶし。第1作は以前に観たことがある。なかなか良かった。たいがい、続、続々編となると質は落ちていくものだが、このシリーズは例外。同じように楽しめる。

ABEMA暗殺者羊たちの沈黙(いずれもサイト内)。映画「ライトスタッフ」1983年

SMBC日興証券に行政処分

金融庁は、相場操縦事件を起こしたSMBC日興証券に対し、金融商品取引法に基づく3か月の一部業務停止命令と、内部管理態勢の強化を求める業務改善命令を出した。

「経営陣の怠慢」(読10/12)、「経営姿勢への疑義」(朝10/12)、「経営陣の責任を明確化するだけでは不十分」(毎10/14)、「ガバナンスの機能不全」(産10/15)と、社説は容赦なく非難する。本件については、事件発覚以来、左右問わず同じように書き立てて来た。今年これまでの六紙社説は計13本(朝3、毎3、東0、読2、産3、経2)。

左も右も意見する不祥事がある一方で、例えば、かっぱ寿司の件、これに社説で意見するのは読産経の3紙(10/1-6)。左派系は見当たらない。逆に、NHK虚偽字幕の問題を社説の題材とするのは以前書いたように左派系(朝毎東)のみ。

寿司を売って代金を取る。放送を行い受信料を徴収する。どちらも価値のある何かを提供し見返りを受け取るという点では同じ。いやいや、NHKはちょっと特殊だから、という声はあるだろう。確かに権力の側に近い、と言うか、強者の振る舞いを見せる。そうであれば尚更のこと、SMBC日興証券の場合のように左右両方から意見されてしかるべきと思う。

事業法人の不祥事に関して、意見するしないが新聞(の思想信条)によって、こうもはっきり、分かれるのはどうしてだろうか。保守は、社会の秩序や規範を守る立場なのだろう。左派(リベラル)系は、自由や平等を旗印に権力に目を光らせる。各紙社説における題材の取捨はどこで線引きされるのか、大いに興味がある。

さて、10/10週の六紙社説は、ほかに、臨時国会召集期限法案、国連対ロ非難決議、コロナ水際対策緩和、イプシロン6号機失敗、新聞週間、マイナ保険証などが話題になった。国会が開店休業中で、社説は今一つ盛り上がらない。

六紙社説(サイト内)。かっぱ寿司 社長逮捕に企業統治疑う(産10/2)、かっぱ寿司事件 企業秘密を手土産に転職とは(読10/6)、許されぬ経営幹部の秘密漏洩(経10/1)

ミレニアム3(上)

  • 2022/10/11 06:22
  • カテゴリー:読み物

報道記事は不偏不党であるべきです。意見は社説で述べるべきでしょう。

エリカが、転職した先で吼える。新しい職は大新聞の編集長。引用は、スティーグ・ラーソン著「ミレニアム3-眠れる女と狂卓の騎士」ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳(早川書房、2009年)、上巻から(p282)。

エリカは前任の編集長について言う。「社説を読んだかぎりでは、退屈で保守的、税率の高さを嘆くのが得意で、何かにつけて表現の自由を主張する典型的リベラリストといった印象がある」(p258)。ミカエルの評はこう。「スウェーデンでいちばん退屈な、石頭のオヤジだらけの新聞の編集長」「社説をごらんよ。時代錯誤もはなはだしい主張ばかりじゃないか」(p97)。

「ミレニアム」(サイト内)。NatureとNew England Journal of Medicine(p300)、真相を公表するのに相応しい時期(p369)

[ 朝刊休刊日 ]

監禁面接

  • 2022/06/23 06:30
  • カテゴリー:読み物

あなた自身の人生をわたしに語るとしたら、なにから始めますか

そう尋ねられて、主人公は打開策を思い付く。ピエール・ルメートル著「監禁面接」橘明美訳(文藝春秋、2018年)から(p296)。

似たような質問を受けたことがある。「あなたの人となりを語って聞かせて下さい」というものだった。これまでに、就職や転職の活動で、何度か面接を受けた。様々なやり取りがあった中で、最も印象に残っている質問だ。それにどう答えたかは覚えていない。ただ、面接の首尾は上々だったのだろう、その会社から採用通知をもらった。

本書の主人公は、失業して4年、職安にも通い鋭意求職中の身。ただし冒頭の質問は、人事採用の担当者からではなく、拘置所で精神鑑定を担当する精神科医からだった。採用試験でとんでもない事件を起こし拘留されているのだ。

仏語原書のタイトルは"Cadres noirs"、Googleで英訳すると"Black frames"と出る。英訳版の方は"Inhuman Resources"と題されている。日本語訳版は「監禁面接」だ、もうちょっと良いタイトルがあったのでなかろうか。

ピエール・ルメートル(サイト内)。イケア(p453)

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