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高安優勝逃す、25年春場所

正直ねぇ、高安に優勝させてあげたいというのは心情ですよ。賜杯を抱かせてあげたいという気持ちは、みんなが、日本中のファンの方は、思ってたんじゃないですか。

正面解説の琴風さんが代弁してくれる。春場所千秋楽。高安は、優勝決定戦で大関・大の里に破れ、優勝を逃した。またもや今一歩及ばない。

その高安は、技能賞インタビューで語った。「充実した場所だった。悔しい思いを忘れずに5月に向けて身体をつくりたい。優勝目指して5月も頑張る」と。解説者やアナウンサーが言うように、敗戦直後の「胸の内を考えると」、よくインタビューに応じたと思う。

5月場所はどんな展開になるだろうか。

高安10勝2敗、25年3月大相撲春場所、25年(いずれもサイト内)。大相撲中継春場所千秋楽(NHK総合、3/23 17時)【解説】正面…琴風浩一,向正面…舞の海秀平,【アナウンサー】太田雅英~大阪府立体育会館から中継

あれから○○年、25年3月

この一週間、在京六紙の社説を見ていると、あれから何年という話題が多い。地下鉄サリン事件や東京大空襲など。前の週には大震災のこともあった。

各紙の社説タイトルから引用して並べてみよう。

●東日本大震災14年
「問われる復興のあるべき姿」(読3/11)、「教訓を次に生かす決意を 早期避難が津波防災の鉄則だ」(産3/11)、「東北の復興に今こそ目を向けよう」(経3/11)、「命守るつながり深めたい」(毎3/11)、「原発災害の忘却にあらがう」(朝3/11)、「原発回帰を回避せよ」(東3/11)、「原発止める、故郷への責任」(東3/12)

●地下鉄サリン事件30年
「次世代に惨禍を語り継げ 後継団体の逃げ得は許されぬ」(産3/20)、「教訓共有し、語り継ぐ大切さ」(朝3/20)、「教訓と向き合い続けたい」(毎3/20)、「サリン事件が問う教訓はいまも重い」(経3/21)、「第二のオウム生まぬために」(読3/21)、「陰謀論に勝る理性こそ」(東3/20)

●東京大空襲80年
「空襲被害者救済 戦後80年、法整備急げ」(東3/19)「放置された空襲被害 救済へ政治が決断する時」(毎3/9)、「惨禍の記憶を語り継ぎたい」(読3/9)、「地上の犠牲、無念を心に刻め」(朝3/17)、「惨禍許さぬ誓いと対策を」(産3/9)

●その他
「新型コロナ5年を教訓に平時から備えを」(経3/17)、「ベトナム戦争終結50年 うそを暴く報道の気概」(東3/21)

あれから○○年。キーワードは、名詞なら「記憶」「教訓」、動詞なら「語り継ぐ」と「備える」と言ったところだろうか。

さて、3/17週の六紙社説は、そのほかに、学術会議改組、N党立花氏襲われる、東電旧経営陣が無罪に、ガザ戦闘再開、公示地価の上昇、ウクライナ部分停戦、兵庫第三者委が斎藤知事のパワハラを認定、自民党の商品券配布問題、日産の経営刷新、日中韓外相会談、などを話題にした。

六紙社説(サイト内)

日本建築入門

組物が、何手、出ているかがわかると日本建築がより楽しく見られます

日曜美術館「まなざしのヒント 日本建築入門in東大寺・新薬師寺」(3/2)から。

手先の出る組物は、軒の出を大きくするための工夫。一手先(ひとてさき)や、二手先(ふたてさき)、三手先(みてさき)はよく見かける。番組では、東大寺南大門の六手先も紹介されていた。

新薬師寺や東大寺を訪ねて建物鑑賞のポイントを教えてくれる。専門家が質問を投げかけて生徒役のゲストがそれに答えるという、よくあるスタイルで進行する。のだが、その生徒役が、「どう言ったらいいのでしょう」という意味で「なんだろ」と連発するのには、げんなりさせられた。良い企画だけに残念。

木造建築を見直す京都・奈良の塔(いずれもサイト内)。日曜美術館「まなざしのヒント 日本建築入門in東大寺・新薬師寺」(NHK-Eテレ、3/2 9時)【出演】市川紗椰(モデル)、海野聡(東京大学准教授、日本建築史・文化財)、藤川拓馬(家具職人)【司会】坂本美雨(ミュージシャン)、守本奈実(NHKアナウンサー)

高安10勝2敗、25年3月

大相撲春場所、十二日目を終えて、高安と大関・大の里は10勝2敗で並んでいる。

高安は、大の里との直接対決は既に制している。十日目(3/18)。豊昇龍、琴櫻に続いて大の里と、最上位の一横綱二大関を降した。これで9勝1敗単独トップ。

その高安が、どんなことを語ったか、NHK大相撲中継から拾ってみよう。

大の里を破ったあとの殊勲インタビューでは、「やはり、しびれますね」と、観ている方もしびれるようなコメントをしていた。

十一日目(3/19)、残念ながら霧島には負けた。9勝2敗。勝ちを意識している、と解説者が評する。本人は「また明日、頑張ります」とさばさばした表情で引き上げた、と担当のアナウンサーが伝えた。

きのう十二日目(3/20)は王鵬戦に勝ち、10勝2敗。「これで二桁に乗せたので、あとは上積みです」と本人語ったとか。これもアナウンサーのレポート。

今日、十三日目、高安は若元春(7勝5敗)と戦う。さあどうなる。

大相撲春場所、25年(サイト内)

進路選択のきっかけ

テレビの影響力はすごいなと思います。

視聴者からのリクエスト曲がかかった折にそのコメントがあった。曲は、TVドラマ「おれは男だ!」(1971-72年)の主題歌「さらば涙と言おう」。歌謡スクランブルの「放送100年スペシャル」にて。

ドラマの主人公、小林弘二(森田健作)は、東京商船大学へ進むと言っていた。リクエストした方はそのドラマの影響で、商船大へ進学し船乗りになったのだとか。

私も、御多分に洩れず、テレビ番組を観て進路を選ぼうとした。NHK特集「行-比叡山千日回峰」(NHK総合、1979/1/5)に強く心を動かされ、出家しようと決意した。結局、僧にはならず大学へ進学したことは以前ここにも書いた。

考えてみた、理系の学科を専攻した理由を。あれはテレビの影響ではない。小学校時代に理科の実験に親しんだことが遠因だろう。理科が得意な担任の下、二酸化マンガンと過酸化水素水による酸素の発生や、食塩水の電気分解など、興味深い実験の数々を実地に経験させてもらった。

中学時代には、どういう経緯だったか、課外の時間に実験をやっていた。例えば、植物の細胞を脱分化してカルスをつくる。雑菌対策が上手くできず何度も失敗しながらも、熱心に取り組んだ記憶がある。

大学では、化学と生物学の接点、農学部農芸化学科を選んだ。天然物有機化学を専攻。医農薬に応用できる新規な化合物を天然に求めた。就職先は化学メーカー。生物化学の研究所からスタートし、二度の転職を経ても、55歳で早期退職するまで、ずっと技術系の開発部門に身を置いた。

音楽はどうだったか。職業にすることを、一時期、真剣に考えた楽器、それに出会ったのは高校の吹奏楽部だった。当初、部活をするつもりはなかったが、いくつかの理由が重なって入部。トランペット吹きの親友に誘われた。従姉が以前その部にいた。決め手は、小学校時代の音楽教師の言葉、音楽する心を忘れないで、それがずっと耳に残っていたからだ(正確には、うたうこころを忘れないで!、と書いてくれた)。

大学でオーケストラに入り、その後も市民オケなどで吹いた。演奏することから遠ざかった今も音楽のない生活は考えられない。

小学校で受けた教育、それも、理科室で実験したことや、音楽室で歌ったことなど、五感すべてで感じたことが、人生の選択においては重要な意味を持ったようだ。

と、つらつら回想するわけだけれど、もし、あの時、意志を通して出家していたら、一人の僧が、昔、修行僧のドキュメンタリーをテレビで観て、この道を選んだ、と思い返すことになったはず。幼い頃の体験とその後の人生との繋がりなんて、呆気なく、ぶっ飛んでしまうわけだ。テレビの影響力、その威力はすごいとつくづく思う。

Re: 文庫100冊確定申告、25年3月最も危険な毒を含む食べ物ファゴット(いずれもサイト内)。歌謡スクランブル▽放送百年SP(5)(NHK-FM、3/11 12:30-)逢地真理子

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