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キーワード「十選」の検索結果は以下のとおりです。

キジ殺し

  • 2022/06/13 06:22
  • カテゴリー:読み物

手がかりが少ないときに、「~だと聞きました」と言ってみれば、何かをつかめることがある。「ためしに言ってみる価値はある」というわけだ。自分の引き出しの中に持っている方便のひとつだ。

口からの出まかせが重要な物証の発見につながる。ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q-キジ殺し」吉田薫・福原美穂子訳(早川書房、2011年)から(p238)。シリーズ第2作。部下が一人増えた。

映画「時計じかけのオレンジ」のことが何度か語られる。ワルの6人組は「数え切れないほど何度も観ていた」(p113)。あの映画に心酔し感化されていた。それを思うだけで不気味さが倍増する。

特捜部Qシリーズは勢古浩爾氏の著作で知った。この「キジ殺し」は「後味の悪いこと、おびただしい」「これははずれ」と低評価(「定年後に読みたい文庫100冊」p344)。次の第3作「Pからのメッセージ」がおもしろいとか。借りて来よう。

特捜部Q映画十選文庫100冊(いずれもサイト内)。まるで水銀をつかむ(p92)

[ 朝刊休刊日 ]

ピアノ協奏曲ニ短調

  • 2022/05/23 06:26
  • カテゴリー:音楽

モーツアルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を聴いた。N響定期公演、ラジオでの生中継。指揮者の名前を見て大いに期待したのだが今一つだった。第2楽章、テンポが速過ぎる。これだけでも興醒め。第3楽章でソロやラッパが派手にミスる「おまけ」も付いた。

N響第1957回定期公演▽ベストオブクラシック
5/20(金)午後7時30分~午後9時10分、NHK-FM
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(K527)序曲、モーツァルト作曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調(K466)、モーツァルト作曲
交響曲第8番ヘ長調作品93、ベートーベン作曲
ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
指揮)ファビオ・ルイージ
管弦楽)NHK交響楽団
東京芸術劇場から生放送

昔この指揮者が振るオペラを観た。ドイツ駐在の頃、フェルメール巡りをやっていた、オペラ鑑賞を引っ付けて。そのシリーズの一つでドレスデンを訪ねた折に。以下は昔のブログ記事(2004/1/12 Mon 16:43)から。

土曜日(1/10)、シュターツオーパの演目はヴェルディの「仮面舞踏会」。席が最前列だったのでどうかなと思っていたが、シュターツカペレの素晴らしさを堪能することができた。木質で流麗なスタイルは健在。オケ、歌手、やや現代風の演出、どれも想像していた以上の出来だった。指揮 Fabio Luisi。再建されたゼンパーオーパの建物は中も外も立派。

2004/01/10 07:55 DUS-DRS LH2016 ATR-72 D-ANFC *
2004/01/11 17:05 DRS-DUS LH2019 ATR-72 D-ANFK *

モーツアルト十選(サイト内)

寮生

  • 2022/05/13 06:24
  • カテゴリー:読み物

すべての出来事には理由があり、すべての人間の行動には動機がある。

今野敏著「寮生」(集英社、2015年)から(p155)。本書には、一九七一年、函館。という副題が付いている。

主人公がラジオを聴く場面がある(p111)。「ビージーズの『小さな恋のメロディ』が流れてきた」。ビージーズが音楽を担当したその映画は1971年に公開された。ロードショーには行かなかったけれど何年か後にテレビで観た。学校でクラスの女の子とその映画のことを話した、それを妙に覚えている。中学2年の時だった。ということは1976年だ。

# "To Love Somebody", "Melody Fair", "First of May"。今野敏映画十選(いずれもサイト内)

モーツァルトのオペラ

  • 2022/03/10 06:28
  • カテゴリー:音楽

モーツァルトを「オペラ作曲家」と呼ぶのには抵抗もあるかもしれない。

そんなことないのでは。総合芸術であるオペラにこそ、この大作曲家の才能が遺憾なく発揮されていると思う。確かに、管弦楽曲、室内楽、独奏曲、宗教音楽など幅広いジャンルに多くの傑作を残しているけれど、最も輝いているのはオペラ群だろう。

引用は、松田聡著「モーツァルトのオペラ-全21作品の解説」(音楽之友社、2021年)まえがき冒頭部分から(p2)。最寄り図書館の新着コーナーにあるのを借りて来た。なかなかの労作。作品の解説よりは、その成立事情を興味深く読んだ。

モーツアルトのピアノ協奏曲は、27まで番号が振られている。このジャンルがオペラに負けず劣らず素晴らしいことを書き添えておこう。

モーツアルト十選(サイト内)。調号3つまでの7つの長調(Es B F C G D A)、イドメネオ以降は2管編成+

落穂拾い、22年2月

Dropboxの中を整理。ここに載せようと思いながらも書き掛けになったままのファイルを片付けた。タイトル(候補)をメモしておこう。

2020年、小澤のボレロ(6月)、モジュラージャックRJ11とRJ45(6月)、カメラボタンのキーアサイン変更(6月)、拝謁記と「東宮ちゃん」(6月)、腐ったリンゴとフルーツバスケット(9月)、エールベルガーでK191(9月)、Lightning Browser(9月)、作曲家と著作権(11月)、大崎さん(11月)、チェリビダッケの展覧会の絵(12月)

2021年、行進曲のトリオ十選(1月)、LA Phil(2月)、旧作品の図面化(2月)、テレビや新聞のタブー(4月)、魯迅の「故郷」(5月)、Re2:国産ワクチンの遅れ(6月)、税収増(7月)、電話リレーサービス料(9月)、パッサカリアとフーガ(10月)、NHK解説委員室(10月)、お文の魂(10月)、ブラームス作品56b(10月)、LMDE4(11月)

2022年、カラヤンの第9(1月)、EVと銀行(1月)、Linux本、2冊(1月)、Googleの音声サービスのアップデート(1月)、サラリーマンの舞台(2月)、アンナ・マグダレーナのための音楽帖(2月)、Nielsen Wind Quintet Op43(2月)、自律的に動く組織(2月)

Dropbox(サイト内)

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