アンプ付きスピーカーの箱を作成した。みすぼらしいペラペラのプラスチック・ケースとおさらばして、ようやく、多少なりとも見栄えの良い木製の箱に納めることになった。
材料は、チェリー材。サイズは、87×87×50mm。板厚は5mm。側の90度の接合は4か所すべてを天秤で組んだので、制作にはかなり難儀したし時間もかかった。側面の一枚に、入力と電源のジャック、それとLEDランプ、計3つの穴をあけた。厚さが5mmあるので内側の穴の周りをある程度ノミで掘る必要があった。これにも意外に手間取った。
あちこち細かな点は問題があるのだけれど、完成してしまえば結果オーライ。塗装は、胡桃油でオイルフィニッシュにした。
中に入れたスピーカーやアンプについては以前に書いた。パーツはいずれも2017年に秋葉原で調達した。買った当時の単価を転記しておこう、たまたま古いメモが出て来たので。昨今の値上げの風潮はこういう方面にも及んでるんだろうか。
スピーカー F77G98-6、150円
アンプIC HT82V739、50円
丸ピンICソケット、15円
導電性ハイブリッドコンデンサ 220μF10V、80円
積層セラミックコンデンサ 4.7μF25V、30円
電解コンデンサ 10μF50V、10円
基盤 4.7x4.7、50円
LED 3mm 黄緑 2.1V、10円
抵抗 2.7kΩ 1/4W、5円
3.5mm 入力ジャック MJ-074N、65円
DC 電源ジャック MJ-40、85円
DC 電源プラグ、30円
# HT82V739 アンプ、5月の風、第13作は兼用卓(いずれもサイト内)。「蟻」と「天秤」の違い・識別|阿部藏之