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キーワード「E200HAにArchを」の検索結果は以下のとおりです。

conky+dzen、E200HA

E200HAにArchを、その11

タイル型ウィンドウマネージャー(wm)であるmonsterwmでは、panelという名の空行があらかじめ確保されている。画面最上段に18ピクセルの幅がデフォルト。ここに以下のような情報を表示することにした。一行で、

2025/6/2 月 21:42 - RAM: 48% (903MB), Bat: 86%, Dropbox: running, Vol: 95%

日時や電池残量など、常時、見えると都合が良い。これを果たすために、conkyとdzen2をインストール。X Window用システムモニターのconkyで集めた情報をdzenへパイプで渡し表示させる。起動のコマンドは、.xinitrcに書き加えた、

dropbox start -i &
conky | dzen2 -h 18 -bg gainsboro -fg dimgray &
exec monsterwm

淡いグレー(gainsboro)を背景に、濃いグレー(dimgray)の文字という、あまりうるさくない配色を選択。幅は18ピクセル。

一方、conkyの設定ファイルconky.confは以下の内容、

conky.config = {
out_to_x = false,
out_to_console = true,
short_units = true,
update_interval = 3
}

conky.text = [[
${time %Y/%-m/%-d %a %H:%M} - \
RAM: $memperc% ($mem), \
Bat: ${battery_percent BATC}%, \
Dropbox: ${if_running dropbox}running${else}not running!${endif}, \
Vol: ${if_pa_sink_muted}muted${else}${pa_sink_volume}%${endif}
]]

表示する項目は、専ら、conkyが用意しているVariables(変数)を利用。日時やメモリーの状況など、変数を調べて書き並べる。

電池残量は、${battery_percent (num)}で%表示。(num)部分にはバッテリーの名前を入れる。当家のE200HAの場合、調べてみると、BAT0でもBAT1でもなく、BATCだった。

${if_running云々で、dropboxの稼働状況を表示。これは動いているかどうかをシンプルに確認するもので、例えば以下のようにすると、もう少し詳しい状況が判る、

${exec dropbox-cli filestatus | awk '/Dropbox/{ $1 = ""; print }'}

最後に音量。${if_pa_sink_muted云々の部分。pulseaudioの音(pa_sink)がミュートになっている場合にはmutedと表示し、そうでないなら音量を%表示する。

この一行でだいぶ快適になった。何より時刻がすぐ判るのが良い。

E200HAにArchを(サイト内)。ConkyDzen|ArchWiki、Variables|Conky

dzen|github
Color Names
Standalone Dzen2 Statusbar Using Conky
Using Conky to Generate Lemonbar Statusline

touchpad無効化、E200HA

E200HAにArchを、その10

手のひら、親指の付け根辺り、が、タッチパッドに触れて支障が出ること甚だしい。文章入力中の文字変換が滞り、ポインタがあさっての方向へ行ってしまう。

タッチパッドを無効化して、外付けのマウスに切り替えることにした。

無効化は「udev ルールを使って設定するのが最適」とArchWikiのlibinputの項目に記されている。/etc/udev/rules.d/99-libinput-ignore.rulesというファイルを置き、その中で無効にするデバイスを特定すれば良いようだ。

具体的な作業は他のサイトで知った。まず、event番号とやらを調べる。libinputコマンドでデバイスをリストにし、そこからタッチパッド(t ouch pad)の項を抽出。

$ sudo libinput list-devices | grep ouch -A 10

タッチパッド"Asus TouchPad"は、event13、と判る。さらに、その番号から、デバイスについて詳しい情報を以下のコマンドで得る。

$ udevadm info -q all -a /dev/input/event13

ずらっと並ぶ"all possible attributes in the udev rules key format"の内、ここで知りたいのは以下の3行。

SUBSYSTEMS=="input"
ATTRS{id/product}=="0101"
ATTRS{id/vendor}=="0b05"

これら3つを組み入れ、99-libinput-ignore.rulesの内容を以下とする、

ACTION=="add|change", SUBSYSTEMS=="input", ATTRS{id/product}=="0101", ATTRS{id/vendor}=="0b05", ENV{LIBINPUT_IGNORE_DEVICE}="1"

結果、タッチパッドは無効化でき、文字入力はスムーズに進むようになった。

なお、外付けマウスは、先日、内地へ出掛けた折に110円で買った有線タイプ。ここ沖縄ではもうその価格では見かけなくなっていた。

E200HAにArchを(サイト内)。libinput|ArchWiki、Ubuntu 24.04 でタッチパッドを無効にする方法

amixer、E200HA

E200HAにArchを、その9

E200HAでは、音量を上げるのはF12、下げるのはF11、ミュートはF10となっている。ところが、icewmからmonsterwmへ切り替えて以降、この3キーは機能しなくなっていた。

alsamixerを立ち上げて音量を上げ下げすることにした(キーバインドに追加)。ないよりはだいぶまし、とは言え、少し面倒だし、スマートじゃない。

icewmでは、いったいどうなっているのだろうか、と調べてみた。設定類を、色々、見ている内に、keysというファイルで以下の記載に行き当たった。

key "XF86AudioLowerVolume" amixer sset Master 5%-
key "XF86AudioRaiseVolume" amixer sset Master 5%+
key "XF86AudioMute" amixer sset Master toggle

なるほど。xf86というのはインテル汎用という意味だろうか、これで3キーにamixerのコマンドが割り当てられていたんだな。xf86audio~でweb検索してみた。monsterwmに関するものは見付けられないが、dwmの情報があった。それを参考にして、

static const char *upvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%+", NULL };
static const char *downvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%-", NULL };
static const char *mutevol[] = { "amixer", "sset", "Master", "toggle", NULL };

{ 0, XF86XK_AudioRaiseVolume, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XF86XK_AudioLowerVolume, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XF86XK_AudioMute, spawn, {.v = mutevol } },

この6行を、monsterwmのconfig.hのしかるべきところに書き加えて再コンパイル。しかし、エラーが出て不能。xf86云々に問題ありと指摘される。それでは、と、

{ 0, XK_F12, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XK_F11, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XK_F10, spawn, {.v = mutevol } },

後半3行をこれに書き換えて再トライ。上手く行った。0は、altなどのmodifier keyを押さない、という意味。ファンクションキーだけで機能する。

E200HAにArchを(サイト内)。dwm_config_pulseaudio.h|github

monsterwm、E200HA

E200HAにArchを、その8

タイル型のウィンドウマネージャー(wm)を試している。まずはmonsterwm。web上で色々見ていると、dwmが本命(の一つ)のように思われる。monsterwmは、その系譜に連なり、さらに軽量化が図られている。dwmが、2000 SLOC(source lines of code)に対し、700未満なのだとか。

インストール。なにせ初学者だ、とにかくガイドにある通りに進める。githubから直接ファイルをダウンロード。AURには登録されていない。

$ git clone https://github.com/c00kiemon5ter/monsterwm.git
$ cd monsterwm
$ cp config.def.h config.h
$ nano config.h
$ make
$ sudo make clean install

設定ファイルconfig.hに少し加筆してコンパイル。デフォルトではdmenuを呼び出して各種アプリケーションを立ち上げることになっている。使うのは、ターミナルのほかには、ブラウザ、ファイラー、エディタぐらいなものだ。それらが、直接、起動できるようにキーバインドに加えた。シャットダウンやリブートも。

自動起動は、.xinitrcで。末尾を、icewmからmonsterwmに書き換えて、再立ち上げ。

exec monsterwm

真っ黒な画面だけで何も表示されない。もしかして不具合か、と思いつつも、ターミナル立ち上げのキーを押すと、ターミナルエミュレータのsakuraが、即、起動。えらく簡単にことが進んだ。

メモリー消費を確認。icewmの時に比べて30MB以上は少ない。

$ free -h

登録したキーでアプリケーションを次々に立ち上げてみる。瞬時に出揃う。気持ちいい。アクティブなパネルを切り替えて、フル画面表示にして、などのキー操作にも、すぐ慣れて快適に使えそうだ。おそらく、icewmからタイル型へ置き換えることになると思う。

dwmなど他にもいくつか試した方が良いだろうか。それと、WiFiやdropboxの接続状況やバッテリー残量などを、ツールバーかどこかに表示したい。方法を検討しよう。

E200HAにArchを(サイト内)。monsterwmMonsterwm: 700 lines of pure beastarchbang-winter-2102-x86_64、dwmの場合(タイル型軽量テスクトップ)の設定The Comprehensive List of X Window Managers for Unix

dropbox、E200HA

E200HAにArchを、その7

ご使用のデスクトップ環境は、Dropboxのトレイアイコンをサポートしていません。2025年5月27日以降、Dropboxの更新にはアプリ インジケータのサポートが必要となります。トレイの利用を継続するには、ご使用の環境を更新して下さい。

Dropboxが、5月になって、そんなアラートを吐き出すようになった。

現在、.xinitrcの末尾に以下のように書いて自動起動しているので、E200HAのスイッチを入れる度にこのアラートを目にすることになる。

dropbox start -i &
exec icewm-session

アラートにある「詳細」を開いてみると、「Linux で完全なデスクトップ アプリ体験を得るには」、Ubuntuか、Fedora、どちらかが必要とある。Arch Linuxに関する記載はない。

ただし、「オペレーティング システムの要件を満たしていないデバイスでも、Dropbox デスクトップ アプリケーションをご利用いただけますが、動作が異なる場合があります」と注記されている。ツールバーのトレイにアイコンが出なくなるだけで、本質的な問題はないかもしれない。

しばらく情報を集めることにしよう。

E200HAにArchを(サイト内)。Dropbox Linux デスクトップ アプリ:概要

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