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遠い接近

  • 2021/02/10 06:55
  • カテゴリー:読み物

池に小石を投げこむ子どもは悪戯の面白さからだが、池の蛙には生命がけだ

松本清張全集第39巻(文藝春秋、1982年)に収載の「遠い接近」から(p135)。この長編、元は週刊朝日に連載された(1971/8/6-72/4/21)。こんな佳作があるんだな。著者の作品で過去に読んだのは、主に短編で、長編は「砂の器」や「渡された場面」など二三冊ほどか。最寄り図書館に全集が揃っているので少しずつ読んでみようと思う。

引用部分を読んで、デール・カーネギーが言ったというミミズの話が頭に浮かんだ。調べてみると、それは "How to Win Friends and Influence People"(1936年、邦訳:人を動かす)に登場する、"Personally I am very fond of strawberries and cream, but I have found that for some strange reason, fish prefer worms. So when I went fishing, I didn’t think about what I wanted. I thought about what they wanted.

せんそうをよむ(サイト内)。ハンドウをまわす、裸梢、頤使、羸痩、辻占、菰野。デール・カーネギー|Wikipedia

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