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フューリー

理想は平和だが、歴史は残酷だ

戦争は必要悪とでも言いたいのだろうか。映画「フューリー」(2014年)から。

米軍のM4シャーマン戦車フューリー号、搭乗員は5人。その構成は移民大国アメリカの縮図を見るかのようだ。ブラッド・ピット扮する車長コリアーはドイツ系、操縦手ガルシアはヒスパニック系、新兵の副操縦手エリソンはイングランド系、砲手スワンはユダヤ系、装填手トラヴィスはイタリア系(かフランス系)と、風貌や、苗字、英語以外にしゃべる言葉などから推察される。ふと思った、当時、もしかすると、アフリカ系(やネイティブ・アメリカン)は戦車の搭乗員にはならなかったのだろうか。

車中、彼らは信仰や神の名を何度か口にする。こちら、その方面には疎いので、何のことなのかよく解らない。際どく微妙ながらも本質的なメッセージが発せられているようにも感じられるけれど、悲しいかな、聖書すら読んだことない者は、単に戦争アクション映画として鑑賞することになる。

今般ドイツがウクライナへ供与することになった戦車の名はレオパルト(Leopard)。それは豹のこと。この映画に登場するドイツ戦車ティーガー(Tiger)は虎。いずれも、その時代の「世界最強」と言われ、名前の通り獰猛な兵器だ。

ABEMA無思想の思想(いずれもサイト内)。[Filmarks 3.8]。フューリー (2014年の映画)|Wikipedia、独、主力戦車供与へ レオパルト2、ウクライナに(1/25)

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