木造建築を見直す
- 2019/06/29 20:33
- カテゴリー:読み物
大仏の頭の上の屋根を支えているのは、鉄骨製のトラスで、しかもその鉄骨はイギリス製です。
東大寺の大仏殿は、明治40年代の大修理で、そのように大胆な補強がなされたのだとか。南大門の貫にも鉄骨が入れられたらしい。坂本功著「木造建築を見直す」(岩波新書、00年)から(p43)。ことの良し悪しは判らない。ただ思うのは、当時、関係者の中には強硬な守旧派がいたろうに、よくまあこの構法で工事できたもんだと。
# 沖縄の梅雨が明けたと気象台が発表(6/29)。那覇では、おとといから降ってないので、気分的には既に27日には明けていた。