W杯ロシア大会の歴史的位置づけを考える
- 2018/06/14 19:40
- カテゴリー:興行・放送
このタイトルの記事の中に、ワールドカップの放映権料のことが出ている。1998年大会までは100億円程度、それが2002年日韓共催大会で10倍の約1000億円に急騰し、そして、
今大会では3000億円だという(日本にはその6分の1の500億円が割り当てられた)。
えらく日本が負担してるんだな。参加32か国の中には、人口が一千万人に満たない国もちらほらあるし、均等に割っているわけじゃないだろうとは思っていたが。ちょっと web を見て回った。
「ワールドカップのアジア枠が絶対に減ることはない理由」というサイトに以下の記載がある。
もし日本がワールドカップに出ないのであれば、日本(電通)が高い金を投じて放映権を購入することはないので、FIFAにとっては全体の2割もの放映権料を支払ってくれる最大のカモを失うことになる。日本の代わりに出場する国で、日本並に放映権料を支払う経済大国など存在しない。
カモの日本が予選通過できるように、アジア枠(4.5枠)は減らない、という話。1994年米国大会の折、アジア枠は2、日本は出場できていない。ドーハの悲劇のときだ。それ以降、アジア枠は拡がり(2→3.5→4.5、全体は24→32)、日本はロシア大会に至る六回連続で出場を果たしている。そして、毎度、放映権料として高額を支払っている。
出場枠を金で買っている、と見られてもしようがないのかもしれない。
W杯ロシア大会の歴史的位置づけを考える
ワールドカップのアジア枠が絶対に減ることはない理由
https://ja.wikipedia.org/wiki/FIFAワールドカップ・予選