お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2019年12月の記事は以下のとおりです。

森と木とスプーン

雨ざらしでも頓着しないどころか、雨に濡れたほうが乾きが早いという意見もある。

木材の天然乾燥に関して、訳者佐伯誠氏のコメント。ジョシュア・ヴォーゲル著「森と木とスプーン-木製スプーンをこしらえるレシピ」(クロニクルブックス・ジャパン、16年)から(p147)。そういう意見があるんだな。材木屋さんの外に並んでいる材を見るにつけ、濡れてしまうのに大丈夫なのかなぁとよく思う。

木でつくる小さな食器

即席の方法として、電子レンジで20-30分程度過熱して水分を飛ばす

生木の乾燥にそういう手が使えるんだな。渡邊浩幸著「木でつくる小さな食器」(河出書房新社、09年)から(p61)。カトラリーを自宅で作ってみようと思い、県立図書館で関連する本を何冊か借りて来た。

# クルミ油(ヨウ素価132-162)、植物油脂のヨウ素価94種類の一覧渡邊浩幸木工製作所

Re: 第7作椅子b

完成まであと少し。年内に終えられそうだ。先週末、連日通って、最終の仕上げで目違い払いや埋め木などを行い、一旦組立てて脚の長さを微調整した後、再度ばらして塗装工程スタート。ペーパーがけ#240、湯びき、ペーパー#320、最初の塗装、2回目の塗装で油研ぎ#800、そこまで、詰めて行った。今回の塗装は、荏胡麻油によるオイルフィニッシュ。残すは第3回の塗装。次の週末に、蜜蝋を混ぜた油をすり込んで終了予定。8月下旬に着手して、4か月あれば十分だろうと見込んでいたけれど、年末ぎりぎりになってしまった。教室に行くのは月に4回、4カ月で16回。平日5日間通しの作業なら3週間ほどかかったことになる。写真は最初の塗装を終えたところ。

第7作椅子b(サイト内)

オレたち花のバブル組

  • 2019/12/24 06:44
  • カテゴリー:読み物

由々しき事態が発覚したので、それが公になる前にメーンバンクである御行のお耳に入れておきたい

相手が銀行の場合、御社の代わりに御行と言う。あれはいつのことだったろうか、随分昔のある日、経理部門の同僚が電話しているところに出くわした。オンコーがどうのこうのと電話口で言っている。初めて聞く表現だ。電話を終えた同僚にその言葉の意味を教えてもらった。ちなみに社員は行員という、工場の作業員(=工員)みたいだろ、と彼は付け加えた。にいと笑う彼の顔が忘れられない。引用は、池井戸潤著「オレたち花のバブル組」(文春文庫、10年)から(p8)。由々しき事態で物語の幕が開く。半沢直樹シリーズその2。

# 合併企業の悲哀(p35)、PMI、「戦略は細部に宿る」

東野圭吾の本十冊

  • 2019/12/22 06:01
  • カテゴリー:読み物

今月のシリーズ十選は東野圭吾氏の著作。90年代に「放課後」など2、3冊を読みはしたけれど、その後はフォローしていなかった。ここ一年、加賀恭一郎シリーズを皮切りにそこそこの冊数を読んで来た。それらの中から10冊を選んでみよう。発行年順。

  • 仮面山荘殺人事件(90年)
  • 秘密(98年)
  • 白夜行(99年)
  • 容疑者Xの献身(05年)*
  • 赤い指(06年)*
  • 夜明けの街で(07年)
  • 流星の絆(08年)
  • パラドックス13(09年)
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟(12年)
  • 虚ろな十字架(14年)

加賀恭一郎、ガリレオ両シリーズからは、あえて一冊ずつしか採らなかった(*印)。前者の「新参者」や「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」、そして、後者の長編諸作、「聖女の救済」や、「真夏の方程式」「沈黙のパレード」、いずれ劣らず読み応えある。シリーズから複数作を採るなら、この両シリーズで十選がほぼ埋まるかもしれない。

十選東野圭吾(いずれもサイト内検索)

ページ移動

ユーティリティ

« 2019年12月 »

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

マイナカード更新
2025/06/14 06:05
自己実現欲求の沼
2025/06/13 05:41
おくま嘘歌
2025/06/12 06:22
フォーサイス氏死去
2025/06/11 06:48
シャットダウン、E200HA
2025/06/10 07:00
梅雨明け、2025年
2025/06/09 06:02
ミスター、李氏、少子化
2025/06/08 05:46
ダブル・スタンダード
2025/06/07 06:58
天皇ご一家沖縄訪問
2025/06/06 06:05
京極夏彦、あの人の本棚
2025/06/05 06:11

過去ログ

Feed