お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「十選」の検索結果は以下のとおりです。

クリス智子、あの人の本棚

続いての本棚は、1階から2階へ続く階段の踊り場。

今回の方は、自宅のあちこちに本を置いている。「心おどる あの人の本棚」(4)「クリス智子(ラジオパーソナリティー)」(4/22)から。

踊り場の書棚を憧憬する気持ちが今でもある。

沖縄へ引っ越す前に、ほとんどの本を処分した。CDも。両方とも、数千の数だった。専門の業者に引き取ってもらった。大した金額にはならなかった。大量の洋服も、慈善団体にもらってもらうか、捨てるかした。それと、楽器を一台手放した。これは購入した時の額よりも、随分、高く売れた。それがあったので、その折の断捨離は、ものを減らしてすっきりするだけでなく、予想外に、経済的メリットがあった。

身軽になる爽快な気分は何事にも代えがたい。心底そう思う。のだが、他人の蔵書、特に階段の踊り場に配置された書棚、をテレビで見たりすると、本は処分せずに持っておいても良かったかなと、ちらっと思う。

あの人の本棚楽器を売る愛読書十選 (1)(いずれもサイト内)。「心おどる あの人の本棚」(4)クリス智子(ラジオパーソナリティー)(NHK-Eテレ、4/22 21:30)

べらぼう(15)

売れる売れないはどうでもいいのよ。こんなもんは遊びなんだから、楽しけりゃそれでね。で、誰とやるのが一番楽しいか、って言われたら、そりゃ、おまえさんなんだよ。

戯作者、道蛇楼麻阿(尾美としのり)が言う。彼にはちょっと下心がある。のだが、このセリフを聞いて、誰をバスに乗せるか、の話を思い返した。何かを始めようとする際、仲間選びこそ重要で、何をするかなんてことは後回しで良い、という事業開発の秘訣。

引用は、NHKの大河ドラマ「べらぼう」第15回「死を呼ぶ手袋」から。

この回、始まってすぐに(55秒あたり)、蔦重(横浜流星)が新たに構えた店に並ぶ本が何冊か映った。題簽が、はっきり読めたのは「娼妃地理記」。著者は道蛇楼麻阿。

この本は、鈴木俊幸教授(中央大学文学部)によると、日本国ならぬ月本国の地理書(のパロディ)。女郎屋を郡に、遊女を名所に、各々見立てた、遊女評判記なのだとか。そういえば、前回だったか前々回だったか、蔦重と麻阿がそんな本のアイデアを出し合う様子が描かれていた。それが具体化された。

著者の道蛇楼麻阿、どうだろう、まあ。人を喰ったようなネーミングだ。この人、色々な名前を持っている。その一つ、朋誠堂喜三二は、干せど気散じ、つまり、懐はさびしいが遊び暮らす、というような意味らしい。狂歌を詠む際には、手柄岡持や、浅黄裏成の号を用いたのだとか。実は、どこかの藩の江戸留守居役、平沢というお侍。

言葉遊びがなかなか気が利いている。「娼妃地理記」も「笙、篳篥」の駄洒落になっていると鈴木教授が話していた。

「娼妃地理記」が出版されたのは安永6年。西暦では1777年。モーツアルトが名作をどんどん書き始める頃。ディベルティメント第15番(K287)はその年の作曲と言われる。

べらぼうフレームワーク十選(いずれもサイト内)。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」(15)死を呼ぶ手袋(NHK総合、4/13 20時)、日曜カルチャー「蔦屋重三郎のまなざし」第2回(NHKラジオ第2、4/13 20時)【出演】中央大学教授…鈴木俊幸、「旭縁起那須野俤」、平沢常富(朋誠堂喜三二、道蛇楼麻阿、1735-1813)

管理職のリーダーシップ

内向型、それも一つの個性として尊重される風潮がある

内向的な性格はビジネスには不利とか言われるが、そういう性格の人は、他人の心にも敏感で周囲に配慮できるなど、悪いところばかりではない、そんな話があった。

NHKラジオのマイ!Biz「女性管理職と“現代のリーダーシップ”」(4/8)から。

番組タイトルに、管理職とリーダーの言葉が並ぶ。管理職には、マネージャとリーダー両方の機能が求められるはずで、きっちり区別されて語られるのだろうか、と期待して聴いたけれどそうでもなかった。ごっちゃになっている。

「部下に厳しく言えない」「人の前で語るのが苦手」「判断に時間がかかる」、そういう人が割といるのだとか。厳しく言えないのはまだしも、意思表示や判断がもう一つとなるとこれはリーダーとしては致命的だ。

リーダーの役割人を動かす5つの情報働き方2.0vs4.0フレームワーク十選ビジネス書十選リーダーの条件PDCA の A とは(いずれもサイト内)。マイ!Biz「女性管理職と“現代のリーダーシップ”」片野温(日経クロスウーマン編集長)▽マイあさ!6時台後半(NHKラジオ第一、4/8 6:40-)

ポペルカ、N響#2031,2032

  • 2025/03/10 05:58
  • カテゴリー:音楽

NHK-FMのベストオブクラシックで、N響定期、第2031回と第2032回を聴いた。N響には初登場のペトル・ポペルカによる指揮、これが、たいへん素晴らしかった。

第2031回では、例えば、R・シュトラウスのホルン協1番。棒の上手さが光る。オケをすっきり効果的に制御。文句ないソロを披露するラデク・バボラークをさらに引き立てる。

続く、第2032回、その手腕は二つの交響曲で遺憾なく発揮された。オケ全体のバランスが巧妙に塩梅される。デュナーミクやアゴーギクの微妙な変化が心地良い。とりわけシューマンの1番は出色の出来映えだった。

いいものを聴かせてもらった。

交響曲第1番と同じ年に作曲された、「序曲、スケルツォとフィナーレ」を演ったことがある。指揮者の方が「シューマンのスコアは、この曲にしても交響曲にしても、どうもバランスが悪い。手を入れたくなる」と言っていたことを思い出した。随分昔のことだ。

N響交響曲十選(いずれもサイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2031回定期公演【曲目】シンフォニエッタ(ツェムリンスキー)ホルン協奏曲第1番Es(R.シュトラウス)交響詩「のばと」(ドボルザーク)シンフォニエッタ(ヤナーチェク)【演奏】ペトル・ポペルカ(指揮)ラデク・バボラーク(ホルン)【収録】2025年2月8日NHKホール(NHK-FM 2/27 19時半)、N響第2032回定期公演【曲目】アリア「私は行く、だがどこへ」交響曲第25番g(以上モーツァルト)交響曲第1番B「春」(シューマン)ほか【演奏】エマ・ニコロフスカ(メゾ・ソプラノ)ペトル・ポペルカ(指揮)【収録】2025年2月13日サントリーホール(NHK-FM 2/28 19時半)。Petr Popelka(1986-)、Radek Baborák(1976-)

山下洋輔▽最後の講義

今までのことで満足できることがない、という発見。

山下洋輔氏は、「最後の講義」で、質問に対してそんな風に応えていた。

発見する。気付く。そうすれば、一歩を踏み出すことができる。もし今までの中に自分が満足できることがあればそれをやればいい。質問は、新たなことにチャレンジするのに何か心掛けがあるのか、だった。

保阪正康▽最後の講義愛読書十選 (3)(いずれもサイト内)。「ジャズピアニスト山下洋輔」▽最後の講義・選(NHKーEテレ、12/18 22時)、国立音楽大学

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年04月 »

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

クリス智子、あの人の本棚
2025/04/26 05:59
らくらじ2
2025/04/25 05:40
30-touchpad.conf、E200HA
2025/04/24 05:54
角幡唯介、あの人の本棚
2025/04/23 05:59
六厩越え
2025/04/22 05:57
あなたが誰かを殺した
2025/04/21 06:04
沖縄離島の有事避難案
2025/04/20 06:00
べらぼう(15)
2025/04/19 06:55
アイロンのある風景
2025/04/18 06:06
ボパール化学工場事故
2025/04/17 06:00

過去ログ

Feed