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2020年03月の記事は以下のとおりです。

サバクトビバッタ

アフリカ北東部で今世紀最大規模のバッタの襲来によって農作物が壊滅的な被害を受け食糧不足が深刻化している

そのニュース解説を聞いたのは2月中旬のことだった(NHKラジオ第一、2/17 7時台、マイあさ!ここに注目)。それから一か月ほど経つ内に、バッタは、アフリカを出て、パキスタンとインドをも蹂躙。さらに天山山脈に沿って東進し中国国境に迫っているとか。

サバクトビバッタ - Wikipedia、蝗害(こうがい)、新型肺炎で泣き面の中国を今度はバッタが襲う(3/24)

弦楽器の曲十選

  • 2020/03/25 06:48
  • カテゴリー:音楽

先日、NHKラジオ深夜便でブラームスの弦楽六重奏曲第1番(第2楽章)がかかった(ロマンチックコンサート「ブラームスの調べ」、3/17 2時台)。この曲、今月のシリーズ十選にリストしていた。それはこの弦楽器の曲十選。1月に管楽器の曲を10曲紹介した、その際と同じように独奏曲から始めて奏者の数を一人ずつ増やしていこう。

  • JSバッハ作曲、パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 第5曲「シャコンヌ」。一挺のVnで演奏される。某弦楽器奏者がこう言った、古今東西すべての音楽の中から一曲選ぶならこれ。
  • モーツアルト作曲、二重奏曲変ロ長調 K424。編成はVnとVa。ト長調 K423 とセット。スリリングな傑作。ただしあまり採り上げられない。
  • モーツアルト作曲、ディヴェルティメント変ホ長調 K563。さらにVcを加えた三重奏。題とは裏腹に娯楽性はない。上手く効果的に演奏するのは難しいらしい。
  • ドボルザーク作曲、弦楽四重奏曲第12番ヘ長調作品96「アメリカ」。超が付く有名曲。もう一人Vnが加わった標準編成。作曲家にとって試金石の弦楽四重奏曲、誰しもこぞって書いた。
  • モーツアルト作曲、弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K515。Vaが二挺になった五重奏曲。以前モーツアルト十選で採ったト短調 K516 と姉妹作。
  • ブラームス作曲、弦楽六重奏曲第1番変ロ長調作品18。Vn、Va、Vc、各々二本ずつの六重奏。2番もある。ブラームスの曲は編成が大きい方が良い。さて、残り4曲は弦楽合奏の曲、
  • グリーグ作曲、組曲「ホルベアの時代から」作品40。弦楽合奏曲ならまずこれを挙げたい。副題、古い様式による組曲。
  • チャイコフスキー作曲、「フィレンツェの想い出」作品70、弦楽合奏版。有名な弦楽セレナーデよりこっちの方が好き。
  • ヴィレーン作曲、弦楽のためのセレナード作品11。佳品。曲も作曲家もあまり知られていないかもしれない。
  • シェーンベルク作曲、「浄められた夜」作品4、弦楽合奏版。この作曲家の曲は聴かないけれどこれは例外。LP時代、ミトロプーロス指揮の演奏を好んで聴いた。

管楽器の曲十選モーツアルト十選(いずれもサイト内)、弦楽四重奏曲 - Wikipedia、Dag Wirén(1905-1986)

キャパの十字架

  • 2020/03/24 06:57
  • カテゴリー:読み物

まだ、すべてが終わったわけではない。NHKの番組制作スタッフと、最新の映像技術を使っての検証作業を行いつつあるところだ。

沢木耕太郎著「キャパの十字架」(文藝春秋、13年)のあとがき(p332)から。その検証に基づくテレビ番組を先に観ていたので、今回本書を読んだ際に、一枚の写真にまつわるショッキングな事実に驚くことはなかった。写真家キャパの名を一躍有名にした、スペイン戦争でのあの写真「崩れ落ちる兵士」は、実は、死の瞬間でも戦闘の場面でもなかった、それどころか、他人が撮ったものだったのだ。

その番組は、沢木耕太郎推理ドキュメント「運命の一枚」と題して、7年前にNHKスペシャルの枠で放送された(13/2/3)。副題は、“戦場”写真 最大の謎に挑む。今でも自宅ビデオに残っているはずなので近い内にまた観てみよう。

# スペイン戦争の写真を集めたキャパ最初の写真集「生み出される死」に「崩れ落ちる兵士」は「載っていない」(p199)、José Manuel Susperregui、Death in the Making - Wikipedia

吉岡幸雄(染色家)

材料を惜しまない、時間は十分にかける、辛気臭く、のろくやるということですな

NHK映像ファイル「あの人に会いたい」吉岡幸雄の巻(総合、3/21 5:40)から。去年亡くなられたんだな。1946-2019年。以前「日めくり万葉集」(08年)では選者として染色にまつわる何首かを紹介していた。その中で特に印象に残っているのは、作者未詳の、紫は灰さすものそ海石榴市の八十の衢に逢へる子や誰(巻12-3101)。

吉岡幸雄 - Wikipedia

なぜイタリアとイラン

イタリアのブランド産業特に北部の繊維産業は手先の器用な中国系移民に依存しているところがある。イタリアには30万人もの中国人が住んでいる。最近の移民なので盛んに中国と行き来する。

あまり語られない事実なのだとか。国際政治学者の高橋和夫氏による解説。「伊集院光とらじおとニュースと」(TBSラジオ、3/11 9時台)から。同じ週、他局の番組で、高橋氏はこんなことも言っている、

イランは、米国による経済制裁によって追い詰められ、しかたなく中国との関係を深めて来た。その人的交流によってイランにもウイルスが伝播した。

こちらは、「三宅民夫の真剣勝負!」(NHKラジオ第一、3/13 7時台)にて。感染拡大の事情としていずれもありそうな話だ、両国への感染経路が明らかにされているかどうか知らないけれど。

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