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2021年09月28日の記事は以下のとおりです。

「大阪3歳児殺害」

大阪府警が殺人容疑で逮捕したのは「母親の交際相手で無職の松原」某だった。「虐待の兆候は、1年以上前から市に寄せられていた」。引用は、産経新聞の主張(社説、9/25)から。この記事で事件のことを知った。血の繋がらない継父予備群が家にいりびたっていた。

同じ週、東京新聞(社説、9/21)は、児童虐待が増えていることについて意見している。事件前の記事。「コロナ禍で保護者の失業や休業が相次ぎ」、在宅時間が延びることが「ストレスにつながり、虐待を生むリスクが高まっているととらえるべき」と。

なるほど。「無職」という点は無視できない。血の繋がりがなかったことはどうか。今朝の毎日新聞(社説、9/28)に、「子育てに慣れていない交際相手との同居は虐待リスクが高まる」とある。

動物の子殺し行動について本で読んだことがある。書名は忘れた。手頃なもので何かないかとWikipediaで検索すると「子殺し」の項に見付かった。サルやライオンなどの例が紹介されている。「群れを乗っ取った雄は、その群れの雌が抱えている乳児を、全て殺してしまう」。この行動について、単に野蛮と見るばかりではなく、例えば行動生態学では、性選択説や個体数調節説など様々に説明が試みられているようだ。

子殺し|Wikipedia。大阪3歳児殺害 救えたはずの命を失った(産経、9/25)、児童虐待20万超 「見守る目」を幾重にも(東京、9/21)、大阪の3歳児虐待死 なぜ命救えなかったのか(毎日、9/28)、大阪3歳虐待死 目を覆いたくなる痛ましさだ(読売、9/28)

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