お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2025年09月の記事は以下のとおりです。

カウンセリング、25年9月

会社が契約しているカウンセラーに話を聞いてもらった。

ある騒動が起こり、その経緯の確認で二度ほど上司と話し合った。さらに、当事者の和解のための場が設けられ一件落着となった。(カウンセラーにはその騒動の内容をできるだけ詳しく伝えた)

あとになって、自分なりに反芻してみるのだけれど、どこか釈然としない。騒動の主たる原因は明確だ。いくつか副因も判っている。しかしそれだけでは説明つかない点がある。考えを巡らせる内に、自分には自覚していない気質があって、それが周りに何らかの影響を与えていたのでは、と疑念を抱いた。

カウンセラーのその人は、その懸念には及ばない、と私が縷々語る話を聞いたあとに即答した。なおかつ、釈然としない点について謎解きをしてくれた。(私も含め社員全員、これまでに最低一度は面接を受け、性格判断のアンケートにも答えた。そのカウンセラーは我々の人となりをよく知っている)

私が相談した今回のケースは初耳だったようだが、似たような事例が過去に(複数)あったらしく、その時と同じ要因が働いている、と断言された。それが何なのか、もちろん、職業柄、具体的なことは一切語られない。仄めかす程度なのだが、私には十分だった。

全てのピースが嵌まった。そればかりか、「それ」がために、今回のケースは大事に発展したことが判った。炎上したのだ。本当の原因はそっち、と言うべきかもしれない。

「それ」は、会社として看過できないことで、継続的に対処を進めているのだとか。怠ると今回のように火種となり、また別の騒動を巻き起こし拡大させる可能性がある。

と、意外な話を聞くことになった。

昨夜の「べらぼう」で、儒者、柴野栗山(嶋田久作)が、「世は、所詮、人の集まり。」と言うのを聞いて、まさに、そうだ、と思ったりした。

べらぼう性格判断(いずれもサイト内)。大河ドラマ「べらぼう」(35)「間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)」(NHK総合、9/14 20時)、鸚鵡返文武二道

石平議員への制裁のなぞ

中国外務省は理由として、石氏が台湾や尖閣諸島、歴史、ウイグル、チベット、香港などをめぐり「誤った言論をばらまいた」ことや、参院議員当選後に靖国神社を参拝したことを挙げた。

産経新聞の社説「石平議員に制裁 中国政府は直ちに撤回を」(9/10)から。在京六紙の社説で本件を採り上げたのは今のところこの一本のみ。

いったい何なんだろうか、この制裁は、先週ニュースで聞いた折にも思った。石平という方は元中国人らしいのだが、帰化して今は日本人。日本におけるその人の発言に対して、隣国が制裁を発動するなど、あり得ないことではないか。

この社説を読んでも釈然としなかったので、webで検索してみた。石破首相をそっと「援護射撃」してきた中国が首相退陣表明直後に「石平氏制裁」発表、狙いは次期首相への先制パンチ(9/10)、という記事があった。

なるほどそういうことか。タイトルが的確に表している。内容を見てみると、

中国政府は、「石破政権を評価し」、様々な面で「そっと援護射撃」して来た。「退陣について同情的」。

石破さんの次は、「8月15日に靖国神社を参拝する首相が誕生する可能性が高い」「具体的には、小泉進次郎・高市早苗・小林鷹之の3氏」。「中国は靖国参拝首相とは、前向きの関係は築けない」。

石平議員に制裁を科すことによって、「次の日本の首相は、靖国神社に参拝したり、対中強硬策を取るなかれ」と牽制して来たわけだ。なるほど。

さて、9/8週の六紙社説は、そのほかに、石破首相退陣表明、自民の次期総裁選び、イスラエルがカタール空爆、米「戦争省」、田久保市長の判断で伊東市議会解散、立憲民主党の再出発、米カーク氏殺害、軽油カルテル摘発、などを話題にした。

六紙社説、石破首相 辞任表明(いずれもサイト内)。石平(せき へい、1962年-)

世界初のAI大臣登場

政府が民間企業と契約する公共入札を管理する役割を務め、賄賂や脅迫を一切受け付けない大臣となることが期待されています。

アルバニアで、AIによって生成されたボットが大臣に就任したのだとか。webの記事、世界初の「AI大臣」が登場、汚職対策のため(Gigazine、9/12)から。

米ワイオミング州シャイアンの市長選にAI候補が出馬するかも、という報道があった。確か昨年6月だったか。それを見て、AI市長や、AI大臣が、実際に、誕生するのは、そんなに遠い先のことではないと思った。遠くの国、アルバニアでそれが起きた。

アルバニアは、武器や麻薬を扱う国際的犯罪組織の温床。悪の手は国の中枢機能にまで及んでいる。「賄賂や脅迫」は常態化し、閣僚など政府要職者による、不正入札や、公金横領など、汚職スキャンダルが絶えない。EUへの加盟は覚束ない。

そこで、クリーンなAI大臣が登用された。徹底的なデータ分析を行い判断を下す。公平、不偏、中立、そして公正。疲れを知らない働き者でもある。どこの国でも政治への不信が募る昨今、アルバニアでなくても、AI政治家への期待が高まるだろう。

しかし、どうだろうか。その国の悪い奴らがそんなことで屈するだろうか。確かに賄賂や脅迫は使えない。ましてや暗殺できない。が、AIの仕組みを壊す算段を考えるのでないだろうか。それに、上から下まで汚職まみれの国は、国民は、そう簡単には、かわれない。果たしてクリーンな社会を築くことはだきるだろうか。アルバニアのことを、しばらく、気にしておくことにしよう。

「彼ら」に映る「私たち」(サイト内)

昭和元禄落語心中(3)

おまえの落語には隙がねえ。色気ってのは、隙から生まれるんだ。いいかい。完璧なものに色気は差さねえ。隙があるくれえのが、愛嬌とか遊びがあっていいんだ。

後に八代目の八雲となる菊比古(岡田将生)は、師匠からそう諭される。そんな折、芸者みよ吉(大政絢)との恋を通して何かに気付いて行くのだが・・・

ドラマ「昭和元禄落語心中」が再放送されている。これは第3回「迷路」から。

迷路やなせたかしの真剣勝負なにわ落語青春噺(いずれもサイト内)。昭和元禄落語心中(3)「迷路」(NHK総合、9/7 23時)

べらぼう(34)

おれも、お前と同じ成り上がりであるからな。(これまでは)持たざる者には良かったかもしれぬ。けれど持てる側からしたら憤懣やる方ない世でもあったはず。今度はそっちの方が、正反対の世を目指すのは、まあ、当然の流れだ。

失脚した田沼意次(渡辺謙)は蔦重(横浜流星)に向かって言う。NHK大河ドラマ「べらぼう」(34)「ありがた山とかたじけ茄子」(9/7)から。

日曜日のこの日(9/7)、ドラマでは田沼意次が、現実世界では石破首相が、表舞台から姿を消すことになった。

岸田政権はだいぶ左寄りだった。右側の人たちからすると「憤懣やる方ない」政治だったろう。さあ、ポスト岸田は右だ、という時に首相になった石破さんは、案の定、降ろされてしまう。次は「正反対の」右寄り政権となるだろうか。キツネ目の女が担がれるのか。

さて、「べらぼう」のこの回の最後に、朋誠堂喜三二作の黄表紙「文武二道万石通」が登場した。これについては、鈴木俊幸教授が、お武家の世界を茶化したお話で、随分、売れるのだが、それがために喜三二たち戯作者は活動がし難くなって行く、と話していた。

ドラマ「べらぼう」は、そして日本の政治は、どうなっていくだろうか。

べらぼう石破首相 辞任表明「石破やめるな」(いずれもサイト内)。「蔦屋重三郎のまなざし」第4回▽日曜カルチャー(NHKラジオ第2、4/27 20時)【出演】中央大学教授…鈴木俊幸

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年09月 »

- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

過去ログ

Feed