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キーワード「直木賞」の検索結果は以下のとおりです。

直木賞をとれなかった名作

  • 2023/08/29 05:56
  • カテゴリー:読み物

もちろん、「芥川・直木賞をとれなかった名作」みたいな本を書くより、自分が受賞したほうがずっといいに決まっている。

著者は、二度芥川賞候補になってとれなかった。もう諦めて直木賞を目指すと宣言していた頃には曲亭馬琴の伝記小説を書いたりしたのだが賞とは縁がなかった。それで、本書の著作を企画したらしい。

小谷野敦著「直木賞をとれなかった名作たち」(筑摩書房、2023年)から(p20)。最寄り図書館の新着コーナーにあったのを借りた。

受賞できない「悔しさ」や、選考委員に対する「恨み」を、こういう形で晴らすのだろうか。芥川賞の方は、佐伯一麦著「芥川賞を取らなかった名作たち」がある。

直木賞(サイト内)。筒井康隆著「大いなる助走」

蜩ノ記

  • 2020/03/19 07:23
  • カテゴリー:読み物

学問をして学んだのは、おのれを省みるということだった。古の聖賢の教えを学べば、いまからどのように生きねばならぬかがわかってくる。

葉室麟著「蜩ノ記」(祥伝社文庫、13年)から(p249)。吉田松陰はこう表現している、人古今に通ぜず聖賢を師とせずんば即ち鄙夫のみ。

直木賞-選評の概要-第146回|直木賞のすべて

團十郎切腹事件

  • 2020/02/03 19:49
  • カテゴリー:読み物

大山へ行く道との分岐点である四つ谷の辺へ来ていた。「東海道四谷怪談」の「四谷」がこの辺だと父親に聞かされた。馬入川の渡しを渡って向うへ上ると、

東海道藤沢宿四ツ谷(神奈川県藤沢市)。一行は、その四つ谷を過ぎ、馬入川(相模川)を渡って、東海道を西へ上って行く。おれは、歌舞伎の四谷怪談は江戸城下の四谷を舞台にしているとばかり思っていたのだけれど。引用は、戸板康二著「團十郎切腹事件」(講談社文庫、81年)から(p228)。解説に直木賞受賞作(第42回)とある。へぇこれが対象だったのか。調べてみるとその第42回では司馬遼太郎が(も)受賞している。

大山道四谷怪談(以上いずれも Wikipedia から)。戸板康二|直木賞のすべてあの人この人(サイト内)。「一体に俳優は、劇評で悪くいわれたものが、その興行中に、よくなることはあまりない」(p57)

あの人この人

  • 2020/01/13 07:18
  • カテゴリー:読み物

暑い日で車のゆく道が白く光っていた。白日という言葉がしきりに去来する。しかし、追悼の句はできなかった。

著者は寺山の弔いへ急ぐ。戸板康二著「あの人この人-昭和人物誌」(文藝春秋、93年)に収載の「寺山修司の国訛」から(p197)。著者の名は知っている。直木賞作家だ。著作を読むのは初めてのように思うけれど、記憶があやふやだ。PCの中を検索してすぐに判った。かつてラジオで朗読を聴いたことがあったのだ。13年7月放送のNHKラジオ文芸館、戸板康二著「グリーン車の子供」、読み手は小野卓司アナウンサー。歌舞伎役者が謎を解くお話。

八月の六日間(サイト内)、戸板康二(1915-1993)- Wikipedia

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