Re: 緊急事態宣言再び
- 2021/01/11 06:28
- カテゴリー:時の話題
今年最初の木工教室が感染症対策でお休みとなり、読みかけの本を片付けたり、web上の記事をあれこれ読んだりして過ごした。緊急事態宣言がらみの記事では、なるほどなと思うことがあった。
会食で「そこに酒が入れば、コロナ禍であることを忘れ談論風発、口角飛沫が感染リスクを高めるということだろう。だがそれは客の問題で飲食店の責任ではない」(日刊スポーツ、政界地獄耳、1/8)。確かにそうだ。大切なことは、
一人ひとりが、感染拡大の「現状を理解して対策に取り組むこと」。そのために、為政者は「国民が理解できるよう丁寧な説明を」しなければならない(NHK、時論公論、1/7)。果たして国のリーダーはどうしていたか、
首相は「再宣言発令に当たり国会で説明すべきなのに出席しなかった。国会報告は国民に理解と協力を求める場のはずだが」(東京新聞、社説、1/8)。国会(衆院の議院運営委員会、1/7)で、首相に代わって発令の事前説明を答弁したのは、西村康稔コロナ担当相だったのだ。それはなぜか、
1月4日に首相は西村コロナ担当相を呼び、『君が僕の代理だから』と国会での説明役をまかせた。おだてられて「すっかり舞い上が」った担当相は、代理を命じられたことを周囲に漏らし「もっぱら自慢」。「これで緊急事態宣言発出が失敗しても西村のせいにできる」し、党内の派閥対策にもなる。「首相はなかなかしたたかだ」(政界地獄耳、1/9)。
# 緊急事態宣言再び(サイト内)。飲食のせいにする政策自体見直すべき(政界地獄耳、1/8)、新型コロナウイルス 2度目の緊急事態宣言 その課題は(時論公論、1/7)、納得と共感得られるか 緊急事態を再宣言(東京新聞、1/8)、西村に責任押しつけ、細田派も分断(政界地獄耳、1/9)