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林原家

  • 2021/09/02 06:28
  • カテゴリー:読み物

「おまえが会社にしたことは許してもいいと思っている。社長として私が至らなかった面も大きいからだ」「いいか、今後一切、おまえと仕事をすることはない。会うこともない」

兄社長は、会社の実務全般を仕切っていた実弟の専務を責める。林原健著「林原家-同族経営への警鐘」(日経BP社、2014年)から(p94)。兄弟二人の著作を続けて読んだ。悪いのはおまえだ、と互いに責め合う、それが底流にあるように感じた。

兄の放漫経営と、弟の粉飾決算。幸い事業は回復基調で、嘘をついて借りた金を返済し健全化を進めようとしていた。が、私的な資金流用もあり、銀行の怒りを買い会社は破綻に追い込まれる。事実はそういうことなのだろう。二冊を読むとよく判る。

破綻(サイト内)。「破綻」からの引用(p145)

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