今年は巳年
- 2025/01/01 06:00
- カテゴリー:沖縄・暮らし
謹賀新年。
ウサギが、自身の身丈ほどありそうな大きな魚を抱えている、そんな置物が土産物屋に並んでいるのを見た。2011年、中国四川省は成都の武侯祠でのこと。
同行した取引先のL嬢が教えてくれた。これは縁起の良い置物。ウサギは当年の干支。それが魚を抱えている。魚は、余と音(Yú)が同じ。お金が余る、財が貯まる意味、と。
ほかにも、同じ音の文字に関する話を折々に聞いた。
中国では、淡水魚が大量に養殖されている。例えば、ソウギョ、アオウオ、コクレン、ハクレン、フナ、そしてコイ。この内、コイは生産量が他に比べて極端に少ない。鯉は、その読みが帝の姓である李と同じ音(Li)なので食べるのが憚られた時代があった。それが現代にも影響しているということだった。
福の文字を大書している飾り物をレストランなどでよく見かけた。時々その文字がひっくり返って上下逆さまになっていた。ひっくり返ることを意味する倒が、到と同じ音(Dào)なので、福に到る(幸運を得る)と読ませるのだとか。
覚えているのはそれくらい、まだほかにもあったように思うけれど。
さて、今年は巳年。かの国では、果たして、ヘビと魚が絡み合ったような置物が並んでいるのだろうか。当家でも干支の飾り物を取り換えた。一年の役目を終えた張り子の辰から3センチほどの小さな巳へ交代。
2011/03/06 13:55 SHA-HND NH1260 B777-200 JA715A
2011/03/05 16:00 CTU-PVG MU5408 B737-800 B-5517
2011/03/03 09:00 PVG-CKG MU5419 A320-200 B-6601
2011/03/02 10:20 HND-SHA NH1259 B777-200 JA715A
# 養殖魚サバヒー(サイト内)。「豪勝」作