安倍三代
- 2019/06/10 06:30
- カテゴリー:読み物
子犬が狼の子と群れているうち、まるで狼のようになってしまった
青木理著「安倍三代」(朝日新聞出版、17年)から(p266)。政界に入った普通の人が周りに染まって右傾化していく、さもありなんと思う。しかし、その普通だった人が、宰相にまで登り詰め、かくも長きに渡って政権の座にある。子犬と評されたイメージとはだいぶギャップがある。ギャップを乗り越えるパワーをいかにして得るに至ったのか、それは、この本を読んでも判らなかった。
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