かもめの孤独
- 2022/02/01 06:23
- カテゴリー:音楽
最寄り図書館のOPACで、若山牧水の歌集を探した。二つのちょっとした偶然が重なって検索してみる気になった。
録音しておいた歌謡スクランブル「中島みゆきの世界」を聞いていると、研ナオコの「かもめはかもめ」が流れて来た。一番は「一人で空を行くのがお似合い」と終わる。二番はその「空」が「海」に置き換わる。白いかもめと青い空や海、そして孤独。ははあん、これは牧水だ、と思った。
遡って二週間ほど前のこと。北部の知人から電話がかかって来て話している時に、「白鳥は哀しからずや、そんな気分ですよ」と先方が言った。確か、名護市の選挙のことが話題になっていたと思う。どういう脈絡でだったかは忘れてしまったけれど、白鳥のことは妙に心に残った。
そのうち牧水の歌集を借りて来よう。
# 歌謡スクランブル▽中島みゆきの世界(NHK-FM、1/28 12時半)。「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」、若山牧水の歌集「海の声」(1908年)から。名護市長に自公系再選(サイト内)