現代マーケティング解体考
- 2023/12/21 06:02
- カテゴリー:読み物
物は相貌だった。今まで見てきたいつもの貌と、もう一つ今まで隠れていた未開発の貌・・・それはコトを経由して顕現し、われらの「心」を反映する
そういうのが見えて来たのだとか。香下堅次郎著「現代マーケティング解体考」(三省堂書店、2021年)から(p464)。本書副題は、真正・商品論序説-物の「心」様相 顕現。
なんだろうねこれ。宗教だろうか。図書館の新着本をよく見もせずに借りて来たのだが。
一つ収穫があった。クレイトンの比較的新しい著作を知ったこと。クレイトン・クリステンセンら著「ジョブ理論-イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム」。新規事業開拓のヒント、「身近な生活のなか、無消費に眠る機会、間に合わせの対処策、できれば避けたいこと、意外な使われ方、の五つ」(p163)。
# Competing Against Luck: The Story of Innovation and Customer Choice (2016)