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キーワード「十選」の検索結果は以下のとおりです。

失敗の本質

  • 2020/11/27 07:02
  • カテゴリー:読み物

日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり、青年将校は狂信的な頑強さで戦うが、高級将校は無能である

ノモンハンで日本軍を圧倒した、ソ連第一集団軍のジューコフ司令官がそう評価した。野中郁次郎ら著「失敗の本質-日本軍の組織論的研究」(中公文庫、91年)から(p68)。最寄り図書館では郷土コーナーにこの本はある。第一章の事例研究で沖縄戦も題材になっているからだ。

1941(昭和16)年からの大戦と、それまでの諸戦とは繋がりのない別物、ずっとそう思って来た。自分の中に断絶があった。日露に始まる、日本における20世紀の戦争は、一連の大きな流れとして捉え直すべきではないだろうか、あくまでも自分にとってそうすべきという意味だけれど、ここしばらく、そんな風に思っている。

静かなノモンハン独ソ戦ビジネス書十選(いずれもサイト内)

経営戦略論の源流

  • 2020/11/17 06:30
  • カテゴリー:読み物

一般的な認識として、セルズニック(Philip Selznick)の研究は重要な理論的根拠を提供し、ハンフリー(Albert Humphrey)が率いるスタンフォード研究所(SRI)は具体的な概念を生み出した。そして、1960年代にこの手法を世間に拡げた最大の功労者はハーバード・ビジネス・スクール(HBS)教授のアンドリュース(Kenneth R. Andrews)らである。

SWOT分析の起源がそう説明されている。喬晋建著「経営戦略論の源流」(中央経済社、20年)から(p26)。県立図書館の新着コーナーにあるのを借りて来た。

経営環境を分析する際に使う手法その多くは提唱者や出典が明確になっているが、SWOTに限ってはよく判らないようだ。かつて受けた何かの講義の中でそんな解説があった。使い方さえ知っていればそれで良いことであって、提唱者が誰であろうと構わないのだけれど、少し気になっていた。

フレームワーク十選(サイト内)

ベートーベン作品60

  • 2020/11/12 23:16
  • カテゴリー:音楽

作品60は、交響曲第4番変ロ長調。今日のクラシックカフェ▽ベートーベン特集(12)にこれがあったので留守録しておいて聴いた。シャイー指揮ゲヴァントハウス管(09年)、引き締まった良い演奏だ。

クラシックカフェ▽ベートーベン特集(12)
NHK-FM、11/12(木)14:00-15:50
「交響曲第4番変ロ長調作品60」ベートーベン作曲
(管弦楽)ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
(指揮)リッカルド・シャイー
(29分39秒)
<ユニバーサル UCCD-1307/11>

今日のこの番組では、4番に続いて9番も採り上げられた。これでこの特集(月2回、4月と7-11月)で交響曲全9曲が出揃ったことになる。以下に各曲の指揮者とオケを並べた。ベルリンフィル(BPh)とウィーンフィル(WPh)が複数登場する。

  • 第1番、レナード・バーンスタイン、WPh
  • 第2番、オイゲン・ヨッフム、BPh
  • 第3番、カール・ベーム、WPh
  • 第4番、リッカルド・シャイー、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  • 第5番、テオドール・クルレンツィス、ムジカエテルナ[他の演奏もあり]
  • 第6番、ハンス・シュミット・イセルシュテット、WPh[第5楽章のみ]
  • 第7番、ブルーノ・ワルター、コロンビア交響楽団
  • 第8番、レナード・バーンスタイン、NYP
  • 第9番、ヘルベルト・フォン・カラヤン、BPh[62年の録音]

なお、第5番いわゆる「運命」を特集した回(第6回、8/13)があって、その日、全楽章は上記クルレンツィス以外にカラヤン盤(BPh、62年録音)もかかった。あの有名な第一楽章の冒頭に限っては、フルトヴェングラーや、C・クライバーなど7例の聴き比べがあり、それも含めると、全楽章、部分、都合、12の「運命」が紹介された。

ベートーベン作品61ベートーベン十選(いずれもサイト内)

ベートーベン作品61

  • 2020/11/07 07:25
  • カテゴリー:音楽

一昨日のクラシックカフェ▽ベートーベン特集(11)は、いわゆる「傑作の森」から1806年の作品を紹介していた。番組最後の曲は、作品61、バイオリン協奏曲ニ長調。これがなかなか良い演奏だった。

クラシックカフェ▽ベートーベン特集(11)
NHK-FM、11/5(木)14:00-15:50
「バイオリン協奏曲ニ長調作品61」ベートーベン作曲
(バイオリン)ダニエル・ロザコヴィチ
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ワレリー・ゲルギエフ
(43分28秒)
<ユニバーサル UCCG-40108>

去年12月の録音。ソリストのDaniel Lozakovichは、なんと2001年生まれとか。まだ20歳になっていない。この業界では、商業的に価値のある、若きタレントを発掘し続ける必要があるんだろうな。

一流奏者の需要ベートーベン十選(いずれもサイト内)

中島みゆきの曲十選

  • 2020/11/04 06:35
  • カテゴリー:音楽

先月ラジオで中島みゆき作品集をやっていた(10/10 12:30-14:00、NHK-FM、歌謡スクランブル)。番組表の曲目リストに並ぶのは十数曲。知っている曲は半分もない。おれだったらどんな選曲をするだろうか。10曲選んでみた。

まず、初期のアルバム6枚から採った。第2作「みんな去ってしまった」(76年)から、第7作「生きていてもいいですか」(80年)までの6枚。高校時代に、クラスメイトに借りて聴いた、どれもたいへん印象深いアルバムだ。敢えて、各々一曲ずつ、

「忘れられるものならば」、第2作「みんな去ってしまった」(76年)から
「ホームにて」、第3作「あ・り・が・と・う」(77年)から
「おまえの家」、第4作「愛していると云ってくれ」(78年)から
「小石のように」、第5作「親愛なる者へ」(79年)から
「ルージュ」、第6作「おかえりなさい」(79年)から
「蕎麦屋」、第7作「生きていてもいいですか」(80年)から

さらに4曲はバラで、

「時代」(75年)
「夜曲」(81年)
「糸」(92年)
「ヘッドライト・テールライト」(00年)

文化の日のきのう、ざっと聴き直してみた。アルバムでは第5作「親愛なる者へ」が佳曲が揃っているように思う。そうそう、その3曲目の「泥海の中から」と次の「信じ難いもの」は切れ目なしに繋がる。同じ頃に録音された、アルゲリッチが弾くバッハ、これにもハッとするattaccaがある。パルティータ第2番、RondeauとCapriccioの間。どことなく風貌が似ている二人が同じようにカッコいいことをするんだなぁと思ったもんだ。それと、後年、ビゼーの曲を聴いて驚いたことがある。第7作中の「船を出すなら9月」は、ビゼー作曲の歌劇「美しきパースの娘」のアリアに酷似している。「船を~」は旋律を借用したんだろうな。

十選中島みゆき作品集(1)おまえの家(いずれもサイト内)。中島みゆき(1952-)、Martha Argerich(1941-)

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