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失敗の本質

  • 2020/11/27 07:02
  • カテゴリー:読み物

日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり、青年将校は狂信的な頑強さで戦うが、高級将校は無能である

ノモンハンで日本軍を圧倒した、ソ連第一集団軍のジューコフ司令官がそう評価した。野中郁次郎ら著「失敗の本質-日本軍の組織論的研究」(中公文庫、91年)から(p68)。最寄り図書館では郷土コーナーにこの本はある。第一章の事例研究で沖縄戦も題材になっているからだ。

1941(昭和16)年からの大戦と、それまでの諸戦とは繋がりのない別物、ずっとそう思って来た。自分の中に断絶があった。日露に始まる、日本における20世紀の戦争は、一連の大きな流れとして捉え直すべきではないだろうか、あくまでも自分にとってそうすべきという意味だけれど、ここしばらく、そんな風に思っている。

静かなノモンハン独ソ戦ビジネス書十選(いずれもサイト内)

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