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キーワード「E200HAにArchを」の検索結果は以下のとおりです。

touchpad無効化、E200HA

E200HAにArchを、その10

手のひら、親指の付け根辺り、が、タッチパッドに触れて支障が出ること甚だしい。文章入力中の文字変換が滞り、ポインタがあさっての方向へ行ってしまう。

タッチパッドを無効化して、外付けのマウスに切り替えることにした。

無効化は「udev ルールを使って設定するのが最適」とArchWikiのlibinputの項目に記されている。/etc/udev/rules.d/99-libinput-ignore.rulesというファイルを置き、その中で無効にするデバイスを特定すれば良いようだ。

具体的な作業は他のサイトで知った。まず、event番号とやらを調べる。libinputコマンドでデバイスをリストにし、そこからタッチパッド(t ouch pad)の項を抽出。

$ sudo libinput list-devices | grep ouch -A 10

タッチパッド"Asus TouchPad"は、event13、と判る。さらに、その番号から、デバイスについて詳しい情報を以下のコマンドで得る。

$ udevadm info -q all -a /dev/input/event13

ずらっと並ぶ"all possible attributes in the udev rules key format"の内、ここで知りたいのは以下の3行。

SUBSYSTEMS=="input"
ATTRS{id/product}=="0101"
ATTRS{id/vendor}=="0b05"

これら3つを組み入れ、99-libinput-ignore.rulesの内容を以下とする、

ACTION=="add|change", SUBSYSTEMS=="input", ATTRS{id/product}=="0101", ATTRS{id/vendor}=="0b05", ENV{LIBINPUT_IGNORE_DEVICE}="1"

結果、タッチパッドは無効化でき、文字入力はスムーズに進むようになった。

なお、外付けマウスは、先日、内地へ出掛けた折に110円で買った有線タイプ。ここ沖縄ではもうその価格では見かけなくなっていた。

E200HAにArchを(サイト内)。libinput|ArchWiki、Ubuntu 24.04 でタッチパッドを無効にする方法

amixer、E200HA

E200HAにArchを、その9

E200HAでは、音量を上げるのはF12、下げるのはF11、ミュートはF10となっている。ところが、icewmからmonsterwmへ切り替えて以降、この3キーは機能しなくなっていた。

alsamixerを立ち上げて音量を上げ下げすることにした(キーバインドに追加)。ないよりはだいぶまし、とは言え、少し面倒だし、スマートじゃない。

icewmでは、いったいどうなっているのだろうか、と調べてみた。設定類を、色々、見ている内に、keysというファイルで以下の記載に行き当たった。

key "XF86AudioLowerVolume" amixer sset Master 5%-
key "XF86AudioRaiseVolume" amixer sset Master 5%+
key "XF86AudioMute" amixer sset Master toggle

なるほど。xf86というのはインテル汎用という意味だろうか、これで3キーにamixerのコマンドが割り当てられていたんだな。xf86audio~でweb検索してみた。monsterwmに関するものは見付けられないが、dwmの情報があった。それを参考にして、

static const char *upvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%+", NULL };
static const char *downvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%-", NULL };
static const char *mutevol[] = { "amixer", "sset", "Master", "toggle", NULL };

{ 0, XF86XK_AudioRaiseVolume, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XF86XK_AudioLowerVolume, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XF86XK_AudioMute, spawn, {.v = mutevol } },

この6行を、monsterwmのconfig.hのしかるべきところに書き加えて再コンパイル。しかし、エラーが出て不能。xf86云々に問題ありと指摘される。それでは、と、

{ 0, XK_F12, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XK_F11, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XK_F10, spawn, {.v = mutevol } },

後半3行をこれに書き換えて再トライ。上手く行った。0は、altなどのmodifier keyを押さない、という意味。ファンクションキーだけで機能する。

E200HAにArchを(サイト内)。dwm_config_pulseaudio.h|github

monsterwm、E200HA

E200HAにArchを、その8

タイル型のウィンドウマネージャー(wm)を試している。まずはmonsterwm。web上で色々見ていると、dwmが本命(の一つ)のように思われる。monsterwmは、その系譜に連なり、さらに軽量化が図られている。dwmが、2000 SLOC(source lines of code)に対し、700未満なのだとか。

インストール。なにせ初学者だ、とにかくガイドにある通りに進める。githubから直接ファイルをダウンロード。AURには登録されていない。

$ git clone https://github.com/c00kiemon5ter/monsterwm.git
$ cd monsterwm
$ cp config.def.h config.h
$ nano config.h
$ make
$ sudo make clean install

設定ファイルconfig.hに少し加筆してコンパイル。デフォルトではdmenuを呼び出して各種アプリケーションを立ち上げることになっている。使うのは、ターミナルのほかには、ブラウザ、ファイラー、エディタぐらいなものだ。それらが、直接、起動できるようにキーバインドに加えた。シャットダウンやリブートも。

自動起動は、.xinitrcで。末尾を、icewmからmonsterwmに書き換えて、再立ち上げ。

exec monsterwm

真っ黒な画面だけで何も表示されない。もしかして不具合か、と思いつつも、ターミナル立ち上げのキーを押すと、ターミナルエミュレータのsakuraが、即、起動。えらく簡単にことが進んだ。

メモリー消費を確認。icewmの時に比べて30MB以上は少ない。

$ free -h

登録したキーでアプリケーションを次々に立ち上げてみる。瞬時に出揃う。気持ちいい。アクティブなパネルを切り替えて、フル画面表示にして、などのキー操作にも、すぐ慣れて快適に使えそうだ。おそらく、icewmからタイル型へ置き換えることになると思う。

dwmなど他にもいくつか試した方が良いだろうか。それと、WiFiやdropboxの接続状況やバッテリー残量などを、ツールバーかどこかに表示したい。方法を検討しよう。

E200HAにArchを(サイト内)。monsterwmMonsterwm: 700 lines of pure beastarchbang-winter-2102-x86_64、dwmの場合(タイル型軽量テスクトップ)の設定The Comprehensive List of X Window Managers for Unix

dropbox、E200HA

E200HAにArchを、その7

ご使用のデスクトップ環境は、Dropboxのトレイアイコンをサポートしていません。2025年5月27日以降、Dropboxの更新にはアプリ インジケータのサポートが必要となります。トレイの利用を継続するには、ご使用の環境を更新して下さい。

Dropboxが、5月になって、そんなアラートを吐き出すようになった。

現在、.xinitrcの末尾に以下のように書いて自動起動しているので、E200HAのスイッチを入れる度にこのアラートを目にすることになる。

dropbox start -i &
exec icewm-session

アラートにある「詳細」を開いてみると、「Linux で完全なデスクトップ アプリ体験を得るには」、Ubuntuか、Fedora、どちらかが必要とある。Arch Linuxに関する記載はない。

ただし、「オペレーティング システムの要件を満たしていないデバイスでも、Dropbox デスクトップ アプリケーションをご利用いただけますが、動作が異なる場合があります」と注記されている。ツールバーのトレイにアイコンが出なくなるだけで、本質的な問題はないかもしれない。

しばらく情報を集めることにしよう。

E200HAにArchを(サイト内)。Dropbox Linux デスクトップ アプリ:概要

thorium、E200HA

E200HAにArchを、その6

何年か前にArch LinuxをインストールしたLenovo G550では、主要なアプリケーション群は、icewm、lxterminal、thunar、nano、geany、そして、Google-chromeに落ち着いていた。今回E200HAでも、当初は同じ構成にしたけれど、あらためて一つ一つ見直しを行っている。より速く、より軽く、を求めて。

zzzfm。thunarの代替。他に、x file explorer(xfe)、midnight commander(mc)などを検討した。xfeは不安定になることがある。mcは敷居が高い、nnnも。

leafpad。ファイルをzzzfmから開く。素早い。ヴューア的にも良好。geanyは削除。

nano。これは維持。キーバインド変更の融通性では、vs codeなどが対抗馬。

sakura。lxterminalの代わり。roxterm、xterm、urxvt、stなども検討した。nanoなどでインライン入力ができるようにするために一工夫が要るものがあった。

thorium-browser。「The fastest browser on Earth」。NHKプラスの視聴も問題なし。

icewm。代替探し継続。使い勝手を大きく左右するので、icewmのままの可能性あり。

E200HAにArchを再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)

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