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キーワード「戦略」の検索結果は以下のとおりです。

危機とどう向き合う

非常に残念。日本は沖縄の問題について当事者能力を欠いたということだ。辺野古へ移設できたとしても、沖縄を敵に回して米軍基地の運用は難しい。とりわけ、中国がどんどん大きくなり北朝鮮が軍事力を高めている状況下、沖縄の基地は今まで以上に重要になる。不断の対話、不断の理解を求める行動、を常にやっておく必要があるのに、従来に比べて沖縄との対話の頻度は減っている。一方的に突き放すのは控えた方が良い。

辺野古の海底地盤改良工事に関し、先月28日、国は沖縄県に代わって工事を承認する代執行を行った。田中均氏(日本総研国際戦略研究所特別顧問、元外務審議官)が、ラジオの番組でそんなコメントをしていた。

その番組は、NHKラジオ第一で放送された「ニュースで読み解く 2023」。第1部「激動する世界と日本の進路」、第2部「危機とどう向き合うか」。出演は、田中氏のほかに、水野和夫(法政大教授)、吉見俊哉(国学院大教授)、酒井啓子(千葉大教授)各氏。司会は野村正育アナウンサー。全180分、なかなか聴き応えのある番組だった。

らじる★らじるの聴き逃しにあるので、年始の休みの間にもう一度聴こうと思う。過去を反芻してこそ、より良い未来への道が拓ける。

辺野古「代執行」判決沖縄復帰50年と日米安保(いずれもサイト内)。「ニュースで読み解く 2023」(NHKラジオ第一、2023/12/30 17:05-)

多才なのか器用貧乏なのか

漫才は若くないとできない。40歳過ぎてから映画とか色んなものに手を出した。なぜやるかと言うと、何やってもダメだから、手を変え品を変え自分に一番ぴったりするものを模索して来た

映画監督の北野武氏がインタビュー(11/15)の中でそんなことを話していた、自分の仕事にはそんなに満足していないと付け加えて。

あの下世話な漫才はテレビで目にしたことはある。映画作品は世評は高いようだけれど残念ながら観たことはない。いったいどんな作風なのだろうか。

日本版ライフシフト戦略変身資産(いずれもサイト内)。北野武、ジャニー喜多川氏の性加害に言及 日本の芸能界「昔からひどいもんだと思っていました」(11/15)、【旧ジャニーズ事務所問題】熱心に報じる「朝日新聞」と消極的な「テレビ朝日」 同じ「朝日」でなぜこうも違うのか(11/12)

存在目的を果たすために

われわれはなぜ存在するのか。存在目的を果たすのにどんな知の体系が必要か

を、深く考え構想する。それがあれば何をやって何をやらないかの意思決定は速い。野中郁次郎一橋大名誉教授のインタビュー記事から(nikkei.com、10/7)。

示唆に富んだ記事だ。さらに抜き書きしておこう。「行動が軽視され、本質をつかんでやりぬく野性味がそがれてしまった」。「計画や数値目標は、現状維持の経営には役立つかもしれないが、改革はできない」。組織の底流にある問題、「戦略のあいまいさ、短期志向、集団主義、縦割り、異質性の排除」。「個人に眠る暗黙知を集団で共有」「徹底した対話を経て、暗黙知を言葉や論理による形式知に変換」、それを実践し「個人の暗黙知をもう一段高める」。「戦略的ナルシシズムの誤り」を犯さない。

ちょっと思い出した。野中郁次郎、伊丹敬之、加護野忠男、三氏は経営学の三羽烏と呼ばれると聞いたことがある。が、今、3人のお名前と三羽烏とweb検索してみても、それらしい記載はヒットしない。そう称されたのは随分昔のことなんだろうな。

失敗の本質知略の本質(いずれもサイト内)。企業の失敗、野性喪失から 「失敗の本質」の著者説く(10/7)

「ザ・ゴール」との出会い

  • 2023/10/10 05:52
  • カテゴリー:読み物

一つの工程の生産性を高めても、次の工程の生産性が低ければ、生産金額は低い水準で頭打ちになってしまいます。売上目標を達成して利益を出すためには、すべての工程の生産性を高めて、最終的な出荷量を増やすことが大事です。

E・ゴールドラット著「ザ・ゴール」でボトルネック解消の重要性を学び、生産体制の全体最適を考えるようになったとか。引用は、webの記事「いくら働いても稼げないを変えた鹿児島ケース3代目 生産管理で赤字解消」(9/18)から。

現場での実践にすぐに役立つビジネス書にはどんなものがあるだろうか。「ザ・ゴール」は間違いなくその一つだろう。新しい事業を任された時に、この本から重要なヒントをもらったものだ。

ほかには、三枝匡「戦略プロフェッショナル」や、大津広一「会計力と戦略思考力」、コリンズら「ビジョナリー・カンパニー2」、コッターら「企業変革ノート」あたりが思い浮かぶ。これらをしっかり読み解き、さらにドラッカー本、例えば「マネジメント」か「経営者の条件」で心得を身につければ、その他の凡百あるビジネス書をめくらなくても十分に戦える。既存事業への対処(維持、拡大、縮小、撤退)ばかりか、新規事業の創出にも力を発揮できるだろう。

ビジネス書十選フレームワーク十選(いずれもサイト内)。いくら働いても稼げないを変えた鹿児島ケース3代目 生産管理で赤字解消|ツギノジダイ

[ 朝刊休刊日 ]

岸田改造内閣、23年9月

14日、在京六紙の社説は、一斉に、岸田改造内閣の発足を採り上げた。各紙どんな注文を付けているか、ちょっと抜き書きしてみよう。

「主要派閥の要望を聞いて入閣待機組のベテランを起用した」、「党内対策優先の布陣からは、具体的にどう取り組むかというメッセージが見えてこない」(毎9/14)

中長期の課題への「戦略性が乏しい」。例えば「新しい資本主義は、いまだに中身が判然としない」「経済政策を練り直す必要がある」(読9/14)

「安定的な皇位継承策の確立は国の根幹にかかわる。先送りは許されない」(産9/14)

政治資金問題などの不祥事や、旧統一教会との結びつきに関し、「自民党は襟を正し、事実解明と再発防止を徹底していく責任がある」(経9/14)

世襲議員を多く起用する。「世襲だからといって直ちに能力を欠くとは言えないが、多様な人材が活躍する機会を狭めて、政治から活力を奪うことにならないか」(東9/14)

そして、今回、女性閣僚は歴代最多に並ぶ5人となった。「一時の政権浮揚策に終わらせないために、女性議員の少ない現状を改める契機としなければならない」(朝9/14)

その5人の内のお一人が上川陽子外相だ。大丈夫なのか。国際的には人権感覚にクエスチョン・マークが付く我が国で、かつて、法務大臣を務めた。その在任中にはオウム死刑囚13人の刑を執行した。その方が外務大臣の重職だ。外交に出かける先々、特に欧州で人権云々が取り沙汰されることだろう。

さて、9/11週、在京六紙の社説は、そのほかに、G20首脳会議、旧統一教会への過料、ガソリン補助延長、損保ジャパン社長辞任、国会不召集判決、ロ朝首脳会談、阪神タイガース優勝、インボイス制度、玉城デニー知事国連人権理出席などを話題にした。

六紙社説、内閣改造と旧統一教会元警察官へ死刑判決虚ろな十字架(いずれもサイト内)。岸田首相 内閣改造 正式に発足 初入閣11人 女性入閣最多の5人(9/13)

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