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キーワード「8月ジャーナリズム」の検索結果は以下のとおりです。

新・不確実性の時代

心理的影響も恐れます。濃くなった「不確実性」の影に覆われ、社会のさまざまな領域で大胆なチャレンジのモメンタム(勢い)が失われないでしょうか。

東京新聞の社説「週のはじめに考える 新・不確実性の時代」(5/25)から。

人の営みは、ルールや常識を拠り所にして、先を見通し、楽観的予測の基に行われる。もしルールや常識がひっくり返されるとどうなる。「不確実性が背広を着ている」ようなトランプさんが色んな事をやらかしてくれる今は、まさにそんな事態に直面している。

不確実性が増して先が見通せない、困ったなぁぐらいで済めばいいが、もっとひどい事になるかもしれないと警鐘を鳴らす人がいる。トランプ関税に端を発した「貿易戦争は国家間の信頼を損ない、戦争に繋がる」可能性がある。歴史はそう教える、と「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が語っていた。桑原桑原。

六紙社説、Re: 8月ジャーナリズム(いずれもサイト内)。トランプ時代への警鐘~歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ~(NHK総合、5/19 0:25)、J・K・ガルブレイス著「不確実性の時代」

シリーズ「'23平和考」

毎日新聞は、今夏、「'23平和考」を冠する社説を何本か掲載している。8/14週に2本加え今のところ計5本。「平和考」のシリーズは昨年もあった。毎年恒例かもしれない。

今年の5本をざっと見てみよう。

「'23平和考 朝鮮戦争休戦70年 軍事衝突の愚かさ教訓に」(毎7/31)。「米軍主体の国連軍が韓国側、中国は北朝鮮側に立って参戦」、「大国がからむ軍事衝突」、「休戦から70年たっても不安定さを増すばかり」。

「'23平和考 78回目原爆の日 核なき世界へ思い新たに」(毎8/6)。G7首脳は「核兵器のない世界を究極の目標に掲げながら」「核抑止論を肯定する」。核兵器禁止条約の締約国会議、「唯一の戦争被爆国の日本は、オブザーバー参加すら尻込みしたままだ」。

「'23平和考 日中友好条約45年 対立抑制へ新たな戦略を」(毎8/12)、条約締結後「国際情勢は様変わりした。米中対立が深まる中、覇権を求めないと誓い合った条約の精神をどう生かすかが問われている」。

「'23平和考 終戦の日と世界 連帯の力が試されている」(毎8/15)、「単にロシアとウクライナの戦争ではない。他の主権国家を侵略しないという国際ルールへの重大な挑戦である。力による現状変更を認めない国際社会の覚悟が問われている」。

「'23平和考 AI兵器と戦争 第2の核にせぬ英知を」(毎8/18)。ウクライナの戦場で大量投入されている無人機ドローン、「それを機能させるためにAIが使われている」。「AI兵器は火薬、核に次ぐ第3の軍事革命」。「技術の進歩が悲劇につながらぬよう、人類の英知を結集する必要がある」。

さて、8/14週、在京六紙の社説は、そのほかに、戦後78年、終戦の日、国産コロナワクチン認可、男性の育児休業、日米韓首脳会談などを話題にした。

六紙社説、8月ジャーナリズム(いずれもサイト内)

「'22平和考」

8月、毎日新聞は、数本の社説に共通タイトル「'22平和考」を掲げた。いわゆる特集だ。同紙社説は特集やシリーズを組むことが比較的多いように思う。

「'22平和考」、数えると9本あった。言葉を拾ってみよう。「NPTの責任」(8/1)、「被爆国の使命」(8/6)、「グローバル経済 危機招く分断」(8/13)、「学びの保障 民主主義の土台」(8/14)、「終戦の日」(8/15)、「食料安保」(8/16)、「米中に埋没せぬ戦略を」(8/17)、「ネット世界の分断」(8/20)、そして、「難民と日本」(8/21)。

いわゆる8月ジャーナリズム。原爆忌や終戦の日を採り上げて、戦争や核の問題について語る。それに留まらずもう少し話題を拡げていることがタイトルの言葉から判る。

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とユネスコ憲章の前文にある。「そのために教育が果たす役割は大きい」と14日の記事は唱えている。

'22平和考 毎日新聞|Google。社説の特集、21年8月ジャーナリズム(いずれもサイト内)。

東日本大震災から10年

今年もあの日が巡って来た。今朝の社説は六紙ともこれ。他の題材はない。今年に入ってちらほら見かけるようになり、六紙社説は、今朝の分を合わせると計23本になった。その内訳は、朝3、毎3、東4、読6、産4、経3。

読売の6本が最も多い。それも、1月10日以来、6つすべてのタイトルに「大震災10年」を付している。他紙のシリーズは、東京の「3・11から10年」3本(3/9-11)や、毎日の「大震災10年」2本(3/10,11)に過ぎない。

タイトルを23本並べるだけでどれも中身は読んでいない。つらつら眺めて、一番に読んでみようと思ったタイトルは、それらシリーズではなく、「思い出すのではなく 週のはじめに考える」(東京、2/28)だった。

「忘れねばこそ、思い出さず候」、そうはなっていないからこそ、各紙とも社説に書くわけだ。官も民も誰しも忘れっぽい。新聞とて次にこの題材の社説を書くのは一年後になるのではないだろうか。8月は二次大戦、3月はこれ、という風に。

8月ジャーナリズム(サイト内)

ザ・ベストラジオ2020

聞き(録り)逃したことに気付いた。例年ラジオ第一なのに、今年はなぜかFM。油断した。再放送されるだろうか。

ザ・ベストラジオ2020
NHK-FM、10/30(金)午後2時00分-6時00分
【2時台】『南海放送ラジオ報道特別番組 「感染」―正義とは何か』▽【3時台】『J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION ~STORIES OF OKINAWA~』▽【4時台】『TOKYO FM 特別番組 ねじれちまった悲しみに』▽【5時台】青森放送『あなたと見た風景 ~目の見えない初江さんの春夏秋冬~』
【ゲスト】放送作家…石井彰,【司会】山田敦子

8月ジャーナリズムザ・ベストラジオ2018ザ・ベストラジオ2019(いずれもサイト内)

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