Debian、NASファイル共有
- 2021/11/19 06:25
- カテゴリー:PC・ツール・サイト
Linuxを試してみる、その7
家庭内LANのNASへ接続する。SMBとかSambaとかのご登場かと思いきや、CIFSというものを使うらしい。webにある様々な情報に基づいてやってみる。まず、ターミナルからそのCIFSのインストール。
sudo apt-get install cifs-utils
そしてマウント。離れたところにあるファイルをあたかも自分のPC上にあるかのように扱うために、個人的にあまり馴染みのないこのマウントと呼ばれる操作を行う。
sudo mount -t cifs -o vers=1.0,username=● //■/▼ /mnt
オプションの -t cifs は省略可。●:NAS使用者の登録名、■:IPアドレス、▼:共有フォルダー。最後の/mntは、Debianインストール時に生じたフォルダー。この一行を実行すると、NAS使用者のパスワードを訊ねられるので応える。/mntをファイルマネージャーで開くと接続した共有フォルダーが見える。えらく簡単に繋がるもんだ。
最初、vers=1.0の文言無しでやったら、そう書くようにターミナルに注意された。SMBのバージョンのことを言っているようだ。
次に、PC起動時の自動マウント、これもやってみた。色々なやり方がある中、最もスマートそうな、fstabに追記する方法を採った。ファイルマネージャー(PCManFM)をroot権限で立ち上げて、/etc/fstabを右クリックしてテキストエディタ(Mousepad)で開く。以下の一行を追記。この時はパスワード(◆)も書き込む。
//■/▼ /mnt cifs vers=1.0,username=●,password=◆ 0 0
sudo mount -a を実行、もしくはPCを再起動。自動でマウントされる。こりゃ便利。
# 簡易NAS設置、Linuxを試してみる(サイト内)。SMB#CIFS|Wikipedia、debian からwindows共有フォルダにアクセスする方法、LinuxでCIFS共有フォルダをマウントする、LinuxでのNASへの自動マウントの方法@2021