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首相所信表明、22/10/3

3日、臨時国会が召集され、岸田首相が所信表明演説を行った。六紙社説は一斉にこれを採り上げた。いずれも10/4付け。

「何を目指すのか見えない」(毎)、「国難の危機感伝わらない」(産)、「円安・物価高対策は具体策に乏しい」「後手に回った印象は免れない」(東)、「物価高対策や格差是正に取り組む決意の表明だけでは、物足りない」(読)、「言葉は通り一遍で、国民の心に響きそうもない」(朝)、当面大きな選挙はなく黄金の3年を手にしたはずが「いまやそんな余裕はない」(経)。

NHKのニュース(10/3)で、日本共産党・志位委員長のコメントが流れた。「驚くほど中身のない演説だった」「国葬の問題、あるいは統一教会との癒着への対応の問題、一切、反省がない」。

皆、ない、ない、と口を揃える。極めつけは、4日の政界地獄耳。政界では「このままでは岸田は持たない」説が真しやかに囁かれている。

なお、旧統一教会に関しては、自民党は「問題を解明しようとする姿勢に欠ける」「首相はもっと指導力を発揮すべき」(産)などと各紙とも手厳しい。当然だろう。今国会でも注目の話題だ。ところが、六紙社説(10/4)の中で、日経だけは一言もない。なぜ、同紙は、この件に意見することを避けるのだろうか。

さて、10/3週の六紙社説は、そのほかに、北ミサイル列島通過、安保理緊急会合、国会代表質問、細田山際両氏と教団、村上56号本塁打、かっぱ寿司事件、内密出産指針、カンボジアの裁判、ノーベル賞、OPECプラス減産などを題材にした。

六紙社説(サイト内)。きょうのニュース▽野村正育、横山亜紀子、福田寛之(NHKラジオ第一、10/3 19時)、「麻生傀儡の新政権」の思惑が広がる(政界地獄耳、10/4)、ポスト岸田候補、誰がなってももめるのは必至(同、10/8)

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