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2025年09月の記事は以下のとおりです。

タイガース優勝、25年9月

阪神は、あいさにしか優勝せーへん。

たまにしか優勝しない、という意味。同郷の大先輩がブログにそんな風に書いている。前回は18年ぶりだった。今年は2年ぶり。これでリーグ優勝は7度目なのだとか。

「あいさに」は、京都の従姉が言うのを聞いたこともある。広く関西で通じるようだ。手元の国語辞典どれにも出ていない。古語辞典には載っているだろうか。

さて、優勝した阪神タイガース。今年のチームについて、職場の同僚がこんなことを言っていた。例えば、失策が少なく、しっかり選球して四球で出塁する。そんな風に基本を大切にしていたように思う、と。

その話を聞いて、マイケル・ルイス著「マネー・ボール」のことを思い出した。MLBの貧乏球団オークランド・アスレチックスは、打率ではなく四死球も含めた出塁率など、それまであまり重要とされていなかった要素を重視して快進撃を遂げる。ブラッド・ピット主演で映画にもなった(2011年)。

日々読むブログ(サイト内)。阪神タイガース優勝決定、虎ファン歓喜 史上最速「強すぎる」(9/7)、マネー・ボール|Wikipedia

Chapter 5 - Burr Puzzles

If you don't like difficult puzzles, better skip this one!

パズルの鬼才Coffin氏がそう書くだけあって確かに難しい。毎日一時間ほど触っていたろうか、つくった日から数えて5日目の夜にようやく解くことができた。これまで木製パズルをいくつかつくったけれど、これほど難解なのはなかったように思う。

Stewart T. Coffin著 "Puzzle Craft"(1992年)、その第5章 "Burr Puzzles"には、いわゆる6本組木パズルが二つ掲載されている。いずれも、Bill Cutler作。各々、6つのピースが立体図で示されておりそれから図面を起こした。答え(組み方)は載っていない。

一つは、"Burr No.305"。これは、J. Slocum、J. Botermans著「PUZZLE OLD&NEW パズル その全宇宙」芦ヶ原伸之訳(1988年)では、290番になっている(p154)。組み上げるのは、そこそこ難しい。逆に、崩すのは容易。レベル1。

もう一つは、"Cutler's L5 Notchable Burr"。引用したCoffin氏のコメントはこれに対するもの。"L5"はレベル5のことだろう。レベル1は動作一つで崩すことができる。レベル5のこれは予備的動作が5回必要と解説されている。そんなヒントを頼りに、数日、格闘。なんとか組み上げて、5回の動作で崩せることを確認した。

これに気をよくして、今また別のパターンに挑戦中。前述のSlocumらの著作に掲載されているレベル2-3(p83)。最初のピースは2回の予備的動作で外れ、さらに3回の動作で次が外れるというもの。つくって4日経ったけれど全く歯が立たない。

Coffin於牣魚踊(いずれもサイト内)。作品リスト、48) アンガマ額装b、49) 治具と道具箱、50) ガビー・パズル、51) 3本組木a、52) 階段下収納、53) 3本組木b、54) ハイテーブル、55) 6本組木 #3-5、56) 小物入れ・正方形

石破首相 辞任表明

このまま進めば党内に決定的な分断を生みかねず、私の本意でない

きのう(9/7)、石破さんは首相を辞任する意向を表明する中でそう述べたとか。NHKの報道記事から。

このまま進めて、今日(9/8)、臨時総裁選の実施が決まり、つまり党内でリコールされることになれば、党の分断は決定的なものになるだろう。と、私も、昨日、六紙社説をまとめ読みしながらそう思った。石破さん自ら身を引いてそれを回避したわけだ。

が、どうだったろう。自民党がいっそ分断されてしまう方が、国や国民のためになるのでないだろうか、そんな風にも思う。

前回の衆院選に続いて、今夏の参院選でも、与党の自公は過半数割れ。その状況下、たくさんある野党はどうしたか。どこも自公と一緒に政権を担おうとはしないし、ましてや非自民連立政権を目指そうともしない。

一方で、自民党内はどうか。(旧)派閥の人たちや裏金議員らは、とにかく石破おろしに御熱心で、政権運営にまったく協力的ではない。

体たらくの野党。内紛を続ける自民。そうであるなら、自民が割れて、大きな再編が起きる方が、余程、政治の信頼を取り戻す力を得るのではなかろうか。

そういえば、石破首相は遅くとも8月末までに辞任する、と7月下旬にスクープした新聞が2紙ほどあった。結局的には、辞任表明は9月となり、ずれは数日とは言え、いずれの記事も誤報となった。石破おろしに加担したと言われてもしようがあるまい。

自民参院選総括(サイト内)。石破首相 辞任表明 茂木前幹事長が総裁選立候補の意向固める(NHK、9/8 4時54分)

自民参院選総括

在京六紙の社説は、9月3日一斉に、自民参院選総括を採り上げた。ざっと見てみよう。

「自民の参院選大敗総括 総裁のけじめなき無責任」(毎9/3)。「信任を失った政権トップがけじめをつけようとしない。無責任と言うほかない」。「民主主義の根幹をなす選挙において、有権者からノーを突きつけられた事実は重い」。

「自民参院選総括 政治空白長期化を憂う」(東9/3)。総括報告で「石破氏の責任への言及を避けたことは理解に苦しむ」。「トップが責めを負わずに解党的出直しができるのか」。

「自民参院選総括 再生の道筋が見えない」(朝9/3)。「少数与党に陥った以上、首相が職を辞すのが筋だろうが、石破おろしを仕掛ける側にも党再生の大義は見えない」。「コップの中の嵐のような党内の駆け引きを続ける」。

「自民四役が辞意 首相は窮地に追い込まれた」(読9/3)。「党四役が辞意を表明」、一方で首相は「続投の意思を強調」。「権力への執着心には、あきれるほかない」。

「自民執行部が辞意 首相は受理し自ら退陣を」(産9/3)。首相の続投表明に「開いた口が塞がらない」。「民意をはかる最大の機会である国政選挙で石破政治は拒まれた。とるべき行動は民意を尊重して潔く退陣することだけだ」。

「自民は党改革と政策進める体制を早急に」(経9/3)。「党首として国政選挙で連敗した首相の責任は免れまい」。半面、「支持率が上昇し、自民支持層の多くは首相続投を容認している。首相への支持というより、むしろ石破おろしを主導する旧派閥や裏金議員への不満が強いのではないか」。

という風に、六紙揃って、石破首相に辞めよと言う。新聞は、発行部数が減っており、もはやマスメディアとは呼べなくなりつつある。が、民主主義に対する番人としての役割を、なんとか、果たそうとしているようだ。

さて、9/1週の六紙社説は、そのほかに、防災の日、スマホ規制条例、日印首脳会談、新浪会長の薬物疑惑、中露朝の連携、中国の軍事パレード、洋上風力撤退、長生炭鉱の遺骨、マダニ感染症、悠仁さま成年式、米が対日関税署名、ミャンマー軍政、などを話題にした。

六紙社説、ニュース砂漠戦時下の宰相たち(いずれもサイト内)

やなせたかしの真剣勝負

作品を書くっていうんじゃなしに、この人生をどう生きるかっていうこと。生きるということで詩もできるし作品もできる。だから、どう生きていくかということ。

生きる、それこそが創作の源だ、ということなのだろう。NHKのドキュメンタリー「83歳のアンパンマン~やなせたかしの真剣勝負」から。初回放送は、2002/4/22(月)22時。

芸術にせよ芸能にせよ、およそ芸の付くものは人生の反映だと思う。例えば工芸。つくり出される直線や円弧、そんなシンプルな造形に人間が出てしまう。部分がそうなのだから全体もそう。最近よくそんなことを考える。

河井寬次郎 住める哲学なにわ落語青春噺うつくしい靴(いずれもサイト内)。おとなのEテレタイムマシン選「83歳のアンパンマン~やなせたかしの真剣勝負」(NHK-Eテレ、8/23 22時)、やなせたかし(1919-2013年)

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