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傷だらけのカミーユ

  • 2022/02/26 06:27
  • カテゴリー:読み物

いずれにしても選択肢はないと思った。もっとも“選択肢はない”と考えることもまた選択の一つではある。

万策尽きたらこれを思い出そう。少しは慰めになるかも。ピエール・ルメートル著「傷だらけのカミーユ」橘明美訳(文春文庫、2016年)から(p325)。カミーユ・ヴェルーヴェン警部が登場する第三長編。シリーズはこれで終わり。

仏語原題は、Sacrifices(犠牲)。なお、アンヌとの出逢いについては、前作で簡単に触れられていた(「その女アレックス」p52)。彼女は「わが母なるロージー」にも何度か登場する。

ピエール・ルメートル(サイト内)。「もっともらしいものこそ疑うべき」(p296)

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