美の幾何学
- 2019/10/17 20:15
- カテゴリー:工芸・美術
創造性は頭の中の問題のように見えるけれども、その手がかりはむしろ手や目を動かすことにある
伏見康治、安野光雅、中村義作、共著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)から(p228)。三人の鼎談で本文は進んでいく。この中で紹介されている紙のパズル(p47)が、前川淳著「折る幾何学」で引用されている。
# 折る幾何学(サイト内)
Welcome and thanks for visiting!
2019年10月17日の記事は以下のとおりです。
創造性は頭の中の問題のように見えるけれども、その手がかりはむしろ手や目を動かすことにある
伏見康治、安野光雅、中村義作、共著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)から(p228)。三人の鼎談で本文は進んでいく。この中で紹介されている紙のパズル(p47)が、前川淳著「折る幾何学」で引用されている。
# 折る幾何学(サイト内)
警察の力を見くびるなよ。
東野圭吾著「流星の絆」(講談社、08年)から(p258)。初出が雑誌連載だったからだろうか、くどいと感じる箇所が少なからずある。それでもなお読みごたえあり。著者の作品では上位に来ると思う。
あれは、東京での開催が決まったその翌年だから2014年、5年前のことだ。中央省庁のあるお役人に会う機会があった。かなりなお偉方だったその人は、化学メーカーにぜひ考えてもらいたいことが二つあると言った。その一つが、暑さ対策だった。酷暑の屋外で実施する競技もある、化学の力で暑さを和らげるような工夫はないものだろうかと。マラソンなどはたいへんそうですね、例えば、避暑地のようなところにコースを設置するわけにはいかないのですか、などと訊ねると、いやいや、東京の街並みをお見せするコースにしないとね、と話していた。そんなことを思い出した。