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2025年11月の記事は以下のとおりです。

dynamic debug、E200HA

E200HAにArchを、その24

linux-firmwareメタパッケージをインストールすることで、よく使われるすべてのファームウェアを取得できます。これはほとんどのユーザーに推奨される方法です。ディスク容量を節約したい場合は、自身のシステムで使用しているハードウェアベンダー向けのファームウェアのみを選んでインストールすることもできます。

ArchWikiの「Linux ファームウェア」の項でそう解説されている。

確かに「ディスク容量を節約」したい。何せ、容量は全部合わせると350MBを優に超えていて、当家のE200HAでは、32GBしかないストレージの内、1%以上を占めている。

そのこともさることながら、より大きな気掛かりは、pacmanによる更新作業。更新対象となる時には、その大きな容量のファイル群がダウンロードされ置き換えられる。10/21付け最新版が出た折にも、無駄なDLをしているように思えてならなかった。

必ずしも全部が要るわけではない。そうならば、必要な「ファームウェアのみを選んでインストール」しようじゃないか、と以前から考えていた(cf.その17)。

lspciやinxiでシステム情報を見る。dmesgが吐き出す文字を読む。そんなこんなで、どんなファームウェアが必要とされるのか、だいたい判る。が、詳細は不明。

上で引用したArchWikiのページに、ヒントとテクニック「読み込まれたファームウェアの検出」という項目がある。これだ。PC起動時に「どのファームウェアが読み込まれたか」それは「dynamic debug」で確認可能。これには少し手の込んだ作業が要る。

以下の文字列を、カーネルへ渡す。具体的には、PC起動時、systemd-bootのメニューが表示されたら、eのキーを押し、現れた窓に文字列を書き込む。先客あればスペースを一つ挟んで後ろに追記。ブートを続行する。

dyndbg="func fw_log_firmware_info +p"

立ち上がったら、念のため、カーネルコマンドラインに、上記文字列が、一時的に追加されたことを確認。そして、読み込まれたファームウェアを一覧表示する。

$ cat /proc/cmdline
$ journalctl -kg 'loaded f'

結果、以下のファームウェアが読み込まれたと表示された。わずか3つ。ath10kはlspciでも表示されていたWiFi関係。fw_sst_22a8はノーマークだった。音がらみの模様。

Loaded FW: intel/fw_sst_22a8.bin
Loaded FW: ath10k/QCA9377/hw1.0/firmware-6.bin
Loaded FW: ath10k/QCA9377/hw1.0/board-2.bin

なるほど、この3つさえあればいいんだな。思い切って、これだけ残してあとは全部削除してみることにした(ある程度、予備テストした上で)。

3つ(ath10kの方はフォルダごと)をバックアップしておいて、linux-firmware群すべてを削除($ yay -Rdd )し、バックアップを元の場所へ戻した。その容量、計1MBほど。

リブートすると、音も出るしネットワーク接続も問題なし。成功。ただし、firmwareを削除する作業の際には以下のような、どきっとするメッセージがちらほら出ていた。何か支障が出ないか、しばらくは様子を見てみよう。

WARNING: Possibly missing firmware for module: 'i915'

E200HAにArchをlinux-firmware、E200HA(いずれもサイト内)

linux-firmware 20251021-1|Arch Linux Packages
Linux ファームウェア|ArchWiki
systemd-boot|ArchWiki
カーネルパラメータ|ArchWiki
Dynabook tab s80/fにChromeOS FlexをインストールしてChromebook化

新規事業、その後

かつての同僚が、その後のことをメールで知らせてくれた。「何度も存亡の危機ありましたが乗り越え」「商品化されて、話題も集めている」と。先月、業界紙でも記事が掲載されたのだとか。

最初に着手した者のことを忘れずにいてくれたんだな。9月に、誰からも連絡はない、と苦情のような事をここに書いて、申し訳ないことをした。

早期退職する前の4年間には、全く未経験の領域にチャレンジした。最初に十数個の候補を案出し、その半数ほどについて予備調査を試行。実現性や、将来性、適社性などの観点から絞り込み、一つ、また一つ、と立ち上げて行った。それら2テーマは順調に推移。第3の候補に着手しようとしたところで離任した。

2テーマの内、一つの方は、途中からジョインしたS君が後を継いでくれ、こちらも商品化に至った。首尾は上々とS君が連絡を寄越したのは4年前のこと。全国紙の記事になった。その数か月後、S君は海外留学に出た。やり遂げた報奨の意味もあっただろうか。

もう一方は、辞める3か月ほど前から、しかるべき事業部門への移管作業を実施。その後の約8年間、音沙汰がなく、この度、連絡が届いたのだった。

着手した2テーマ両方ともが上手く進んだ。成功確率100%。新たな事業を開発する上でこんな高い数字は普通あり得ない。いずれも、ある段階までは、社内の研究リソースはほぼ使わずに、国内外の研究機関と共同でさっさと進めたことが奏効したのかもしれない。

広がる陸上養殖K氏とはアンブッシュじゃないグローフェの山道を行く(いずれもサイト内)

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