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2018年06月02日の記事は以下のとおりです。

首里城への坂道

  • 2018/06/02 22:20
  • カテゴリー:読み物

首里に十字路や見通せるような真っ直ぐな道がないのは、「魔物」を通りぬけさせないためだ

と、古老の言葉を紹介している。与那原恵著「首里城への坂道 - 鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像」(筑摩書房、13年)から(p5)。古都首里に限ったことではなく、那覇でそのような小路は、例えば、旧崇元寺の丘側エリアや、壺屋から牧志にかけて、などにも残っている。

副題が、この本の中身をよく表している。琉球文化のフィールドワーカー、鎌倉芳太郎、「彼以上に、琉球と対話し、観察し、記録した人間はいない。沖縄本島各地、宮古・八重山・奄美の島々をくまなく歩き、琉球のすべてをとらえようとした彼がテーマとしたのは、芸術、文化、歴史、民俗、宗教、言語など、幅広いことも、ほかに例をみない。」

木工の基本を学ぶ

知る人ぞ知る良書

と、教室の先生が貸して下さった、たくみ塾編(庄司修指導)「木工の基本を学ぶ:手づくり木工事典 改訂版」(ユーイーピー、08年)。ISBN 978-4-07-263047-1。以前、中古本しかなかったが、出版社が変わったのか、入手しやすくなった、とのこと。

先生おすすめ手道具関係の三冊、1) 吉見誠著、秋岡芳夫監修「木工具・使用法~機能・種類・仕立て・使い方」(創元社、80年)、2) 永雄五十太著「図でわかる大工道具」(理工学社、86年)、そして今回の、3) たくみ塾編(庄司修指導)「木工の基本を学ぶ:手づくり木工事典 改訂版」(ユーイーピー、08年)

 

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