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2022年10月の記事は以下のとおりです。

ミレニアム3(上)

  • 2022/10/11 06:22
  • カテゴリー:読み物

報道記事は不偏不党であるべきです。意見は社説で述べるべきでしょう。

エリカが、転職した先で吼える。新しい職は大新聞の編集長。引用は、スティーグ・ラーソン著「ミレニアム3-眠れる女と狂卓の騎士」ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳(早川書房、2009年)、上巻から(p282)。

エリカは前任の編集長について言う。「社説を読んだかぎりでは、退屈で保守的、税率の高さを嘆くのが得意で、何かにつけて表現の自由を主張する典型的リベラリストといった印象がある」(p258)。ミカエルの評はこう。「スウェーデンでいちばん退屈な、石頭のオヤジだらけの新聞の編集長」「社説をごらんよ。時代錯誤もはなはだしい主張ばかりじゃないか」(p97)。

「ミレニアム」(サイト内)。NatureとNew England Journal of Medicine(p300)、真相を公表するのに相応しい時期(p369)

[ 朝刊休刊日 ]

銃撃事件と旧統一教会

日本の植民地支配に否定的な考えを持っている統一教会と、そういう考えから距離を取っているであろうはずの保守派が協力をする。また、ナショナリストの、国民を大切にしないといけないはずの保守派が、日本の庶民を泣かせている、経済的に追い詰めている、統一教会と深い関係を持っている。これは、やはり深刻で、かつ恥ずべき矛盾だと思う。その背景にあるのは、長期政権を担って来た自民党、その一員であった保守派が、極めて実利的である、プラグマティックあるということ。要するに、選挙のための実利、選挙で勝ちたい議員の心理、欲求が強く働いた。

やはり選挙のために教団へ接近していたのだ。引用は、中北浩爾教授(一橋大学、政治学が専門 長年自民党を研究)のコメント。2日放送のNHKスペシャル「安倍元首相銃撃事件と旧統一教会」から。

2009年、自民党が下野。「とりわけ当時落選した議員」例えば萩生田光一、山際大志郎両氏らと「統一教会との関係が深まったのはこの時期」と断じていた。

「日本は帝国主義時代に韓国から占領したものをすべて返して罪を償うべきだ」(「文鮮明先生御言葉選集」より)

番組の締め括りで、高瀬耕造アナウンサーがこんなことを言っていた。高額献金や宗教二世の問題に、政治や、社会、メディアの目は十分には行き届いていなかった。これからしっかり見ていく必要があると。

若者の博士離れ(サイト内)。NHKスペシャル「安倍元首相銃撃事件と旧統一教会~深層と波紋を追う」(NHK総合、10/2 21時)小郷知子語り

首相所信表明、22/10/3

3日、臨時国会が召集され、岸田首相が所信表明演説を行った。六紙社説は一斉にこれを採り上げた。いずれも10/4付け。

「何を目指すのか見えない」(毎)、「国難の危機感伝わらない」(産)、「円安・物価高対策は具体策に乏しい」「後手に回った印象は免れない」(東)、「物価高対策や格差是正に取り組む決意の表明だけでは、物足りない」(読)、「言葉は通り一遍で、国民の心に響きそうもない」(朝)、当面大きな選挙はなく黄金の3年を手にしたはずが「いまやそんな余裕はない」(経)。

NHKのニュース(10/3)で、日本共産党・志位委員長のコメントが流れた。「驚くほど中身のない演説だった」「国葬の問題、あるいは統一教会との癒着への対応の問題、一切、反省がない」。

皆、ない、ない、と口を揃える。極めつけは、4日の政界地獄耳。政界では「このままでは岸田は持たない」説が真しやかに囁かれている。

なお、旧統一教会に関しては、自民党は「問題を解明しようとする姿勢に欠ける」「首相はもっと指導力を発揮すべき」(産)などと各紙とも手厳しい。当然だろう。今国会でも注目の話題だ。ところが、六紙社説(10/4)の中で、日経だけは一言もない。なぜ、同紙は、この件に意見することを避けるのだろうか。

さて、10/3週の六紙社説は、そのほかに、北ミサイル列島通過、安保理緊急会合、国会代表質問、細田山際両氏と教団、村上56号本塁打、かっぱ寿司事件、内密出産指針、カンボジアの裁判、ノーベル賞、OPECプラス減産などを題材にした。

六紙社説(サイト内)。きょうのニュース▽野村正育、横山亜紀子、福田寛之(NHKラジオ第一、10/3 19時)、「麻生傀儡の新政権」の思惑が広がる(政界地獄耳、10/4)、ポスト岸田候補、誰がなってももめるのは必至(同、10/8)

パール判事

  • 2022/10/08 06:23
  • カテゴリー:読み物

東京裁判は、戦勝国の戦争犯罪が裁判にかけられず、構成員が戦勝国によって独占されているという問題があるものの、被告は「人間の行う正義」を甘んじて受け入れなければならない、というのがパールの大前提である。

彼は自身が判事の一人であった東京裁判を根本的に否定していなかった。引用は、中島岳志著「パール判事-東京裁判批判と絶対平和主義」(白水社、2007年)から(p102)。

パール判事は「日本無罪」を唱えた、と言う人たちがいる。誤解もしくは曲解だ。日本による植民地政策の正当化や、大東亜戦争の肯定など一切していない。彼の主張は、「平和に対する罪」や「人道に対する罪」で裁判にかけられた「A級戦犯は法的には無罪」ということだった。これら罪状が国際法に存在しないからだ。一方で「通例の戦争犯罪」で裁くことには積極的で、日本軍による残虐行為を事実と認定し、指導者たちの道義的責任を厳しく追及した。

中島岳志(サイト内)。Radhabinod Pal(1886-1967)

smartWAONへログイン

先月初旬イオンからメールが届いた。ネットショッピングでたまったWAON POINTが9月末に有効期限を迎えるとあった。どうやら店舗での買い物でたまっているWAON POINTとは別建てのようだ。両方の合算についてwebで情報を探してみると、smartWAONなるサイトにログインすれば良いことが判った。

smartWAONには、イオンスクエアメンバーID(イオンカードweb用ID)でアクセスできるとあるので、それでやってみた。本人確認のため氏名や電話番号を再入力。なぜかログインできない。iAEONコールセンターに問い合わせると、「セキュリティ上、メールにて詳細をご案内することが出来ない」何か不具合があるらしく、その解消に2週間ほどかかるとの返事だった。

2週間ほど経って再度試みると今度は上手くいった。が、合算の方法が判らない。またぞろセンターへ照会。「ポイントをまとめて管理する」の手順を教えてもらい無事に合算を済ませた。この作業をするだけで、失効目前のWAON POINTは、有効期限が2024年1月末まで延びた。近い内に、WAON(電子マネーの方)へ移行(チャージ)してしまおう。

事程左様に、イオンは、サイトや、カード、アプリ、各々色々ある、ポイントも複数あったりして、判り難い事この上ない。先方は、それを知っているから、まとめる仕組みを用意しているのだろうか。もしそうなら、端から一本化できる選択肢もお願いしたい。

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